摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

コロナと共に春た(闌)ける大阪

2021年04月13日 | 関西の四季

見出し写真の夕陽と夕空はうまく撮影できなかったのでワードとペイントで加工したものです。もっと春らしくぼんやりした感じにしたかったのですが、まだまだ道半ば。今回のは秋の夕日みたいです。
地球温暖化の影響でしょう。入学式の頃には葉桜になっていました。
このまま温暖化が進めば満開の桜が卒業式の頃の風物詩になるかもしれません。
 

人間の危うい活動に植物たちも影響を受けていますが、花の咲く時期は概ね例年の順番通りです。順番はあまり狂わないようです。

街路樹の根元に毎年 桜の頃には律義に顔を出すハナニラ。ネギやニラの仲間だけど毒があるらしい 

 リンドウ目キョウチクトウ科の
ツルニチニチソウ。なるほどリンドウの色です。繁殖力旺盛でグランドカバーになるらしい。

  

コメツブツメクサ、マメ科。先の負戦後マッカーサーと共に日本に上陸した外来種。   グランドカバーにして晴れた日に寝転がれば最高やな。やや小ぶりなところが良いウマゴヤシの仲間

 

馬酔木(アセビ)ツツジ科 2月まだ寒いころから咲き始め花期が長いのが良い 葉は有毒 馬が食べたら酔うらしいで

 

線路の向こうにハナミズキ 桜が散った後咲き始める。ヤマボウシの仲間でアメリカヤマボウシの別名がある

 

白いハナミズキ 赤いハナミズキ

阪急の線路沿いの

ハナミズキ


   

コロナ禍のため旅行どころがちょっとしたハイキングもままならない日が続きます。コロナ鬱と言うことばもあるすです。そんな中でも次々と芽吹く木々を見ると浮き浮きした春らしい気分になって少しだけ幸せになります。
                               


春を味覚と視覚で味わう

2021年04月01日 | 関西の四季

桜の開花日と満開が年々早くなっているよね。このところずっと3月中に桜が満開になるなんて、地球温暖化がのっぴきならないところにまで来ている証拠ではないかな。見出し写真は地元の中学校校庭に咲く桜。
梅が終わり桜開花の少し前の頃から土筆(つくし)が出始める。例年だと3月下旬だけど、近年はカレンダーと動植物の動きが温暖化のせいで微妙にずれている。

   土筆が出てきた         土筆の頭と袴を取る
 ざるいっぱいに取るのがいいね   よく洗って土や泥を落とす     
 
                 
                 笊にあげた後   春菊の胡麻あえと
酢少々と   20~30秒でさっと  卵とじにする   同じ鉢に入れると 
塩適量で   茹でた後、水に  卵、だし汁、醤油、 インスタ映えする
湯を沸かす  さらす5~30分  みりんをテキトーに  写真になった
  ➡   ➡    ➡ 


うちのかみさんが、ざる一杯に摘んできた土筆を佃煮にしたらタッパー一杯になったよ。春の常備菜にピッタリの味。


セリ(芹)香りが良い    枯れたと思っていたユスラウメが咲いた
   

  落葉樹の根元で夏越しをした     ユキヤナギの手前は
     クリスマスローズ         コデマリ
 

小さなつぼみが出来ているコデマリ   桜の頃に咲く花桃
  例年だと4月半ばに咲く      ビルの手前の路地に
 

              川沿いに咲く満開の桜