摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

飛鳥路は桜と春の野草がいっぱいでした

2015年04月14日 | 関西の四季

4月の第一木曜日2日は飛鳥路を歩きました。飛鳥といえば高松塚古墳と壁画が有名ですが、
そのほかにもあちこちに古墳を頂く丘があって、見上げれば丘の上の桜が見事に咲き誇っていました。

 飛鳥には猿石や鬼の雪隠など不思議な石の造形物がありました。渡来人をかたどったものか山の神を象ったのか、いろいろ想像するのも楽しい…



足元に目をやれば、春の野草が花盛りでした。ここにはセイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カラスのエンドウなど…


 フォトチャンネルの作成に挑戦してこの日見た春の野草たちの紹介をしたいと今準備中です…乞うご期待


万博公園にお花見に

2015年04月05日 | 関西の四季

桜の開花宣言より4日後、3月30日は地域の公民館行事でお花見に行きました。吹田まち案内人の方や吹田環境学習協会の方が、桜の花や万博公園の自然について親切に教えてくださったので、楽しくて有意義な一日を過ごすことができました。
公園西口から入ると満開のエドヒガンが私たち一行を迎えてくれました。

 この日はエドヒガンなどの彼岸桜系の桜はよく咲いていましたが、ソメイヨシノは一部先咲きまたは始め。大島桜はまだ咲いていませんでした。万博西口付近ではハクモクレンが花盛りでしたが、コブシはまだあまり咲いていませんでした。南国の大阪では桜も種類ごとに花が順番に咲くのですが、北海道では梅、桃、桜など多くの花が一斉に咲くと環境協会のガイドさんが話してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

エドヒガンの花
萼の部分が丸く膨れています 
写真は「みんなの花図鑑」より

 

 

 エドヒガンの説明版
上のエドヒガンは元々は北摂に自生していたものだったそうです 

 

 大島桜
花が咲くのと同時に 葉が出てきます 写真は「みんなの花図鑑」より

 

 花の白と葉の緑の色合いも清々しい大島桜
 「ウイキペディア」より

 

 

 

 

 

 

 

 ソメイヨシノと朝日の中の太陽の塔    ソメイヨシノはエドヒガンと大島桜を交配して江戸・染井村で作った桜とのことでした 

 

 焼きそばやたこ焼きの屋台が出たり。料亭や豪華レストランより桜の下の屋台で食べるのが美味しいよ

 

 おとなや子どもで賑っていました 子どもたち…楽しい春の一日のことおぼえていてね。

 

 テングス病にかかったソメイヨシノ
 ウイルスに感染したところから次第に枯れていきます 


彼岸桜はソメイヨシノよりもいち早く咲く。花弁の下の萼は丸くなってるのが特徴。色はソメイヨシノよりもやや赤みがかっている…
こうしたことも、この日のお花見で改めて認識しました。分からないことが分かるようになるって何歳になっても楽しいことです。
その後、4月5日NHKで放送されたサイエンスゼロで次のようなことをいっていました。

染井吉野の親はエドヒガンと大島桜+山桜の交雑種だろう…と4月5日(日)深夜放送
江戸時代の植木屋さんの園芸技術の優秀さや、メンデルの法則のことなど、今さらながらおもしろかったです。
nhksaiennsuzero⇦再放送は11日午後0時半の予定です←この項4月10日に追加訂正





10月桜 実はこの日まで十月桜は冬のあいだだけ咲くものだと思っていました
現実には春にも咲く しかも冬のあいだよりももっと豪華な花をつけて… 知らなかった…
無知だったなあ… 


この日のお花見のしめくくりはワビスケでした。茶の精神に合い、茶道家に愛される風流な椿です。
すらりと伸びた茎の先端に一輪の花を付ける涼しげな姿が愛されるゆえんのようですね。 

 

 




 

 

 

 

 

 

 陶器市もやっていて、これはこれで面白そうでした。
掘り出し物もあったみたいです。
万博公園だよりの「桜の見頃カレンダー」の記事を見て

 

 ええっと思って調べてみたら、十月桜は秋~冬と春の二回咲くみたいですね。今でも半信半疑だけど…現に十月桜が咲いていたから。これは目の前の本当のことで、思い込みはよくないとあらてめて知りました。
 万博公園だよりを作ってくれたひとに感謝

 

 

 

 

この花見を企画した公民館の皆さん、吹田のまち案内人さん、吹田市環境学習協会の皆さんありがとうございました。
サンキュ(* ̄゜ ̄)/・・・・・・・♪