五月の大型連休の頃から元気になる初夏の野草で特に見栄えの良いのを取り上げてみた。
見出し写真は田能遺跡の池のそばに咲いていたニワゼキショウ(アヤメ科)
下の写真は旧吹田村・旧庄屋屋敷の大邸宅の周りの溝に元気よく咲いていたニワゼキショウ。少しだけ大きな花弁は夕化粧(アカバナ科)
色も姿も可憐やと思うで。この小さな花たちが現れると5月になったと、心が弾むのや。
ニワゼキショウと形は似ているけど花の色が白くて、茎や葉の大きな(30センチくらいにはなる)野草がある。白い小さな花が咲く。花序の形が違うのでハナゼキショウ(別名チシマゼキショウ)でもなさそう。いったい何やろうと思っていたけど。
四季の山野草というサイトを見たらオオニワゼキショウ(アヤメ科)というのがあった。これかも知れへんな。
この野草も大阪の街中では溝とか排水路のような比較的水分の得やすいところに縄張りを持っている。住宅や町工場沿いの溝なんぞを好んでいるね。滋賀県では田圃の用水路沿いの畔などでも見かける。繁殖力は割に強いけど花の様子は美しい。名前が知りたくて野草の本をいくつか見たけど載っていなかった。水仙かユリの仲間かもしれない。どなたか博学の方にお願い。大阪の街の隅っこでしぶとくはびこり、しかも可憐に花咲く野草の名前(下の写真の)を教えて