摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

咲くやこの花館の温室(^o^)/ぽかぽかと温かかったで

2017年03月22日 | 関西の四季

見出し写真は池のそばの指定席の枝にとまっていたカワセミ…を狙っていたように見えました。
2月の第一木曜日➡2月2日は鶴見緑地に行きました。寒気は緩んでいましたがうすら寒い一日でした寒さの屋外で、これは良いと感じたのは次の三つです
1.つややかな素心ロウバイ  ⇚ 花全体が黄色で良い薫りがします。満月ロウバイは中心部が赤かったと覚えていますが…

2.たくましく花咲く紅梅




3.若くて尖がった葉と年取ってまーるくなった葉とが共存しているヒイラギの木 
節分の日にイワシの頭と共に玄関番を努めるのは尖がってる若い衆の方です…
若い衆と高齢者の平和共存みたいで良い姿だと深く嬉しく感じ入りました


温室で印象に残ったのはカリアンドラ(マメ科カリアンドラ属で熱帯原産)の仲間たち
日本のねむの木の花に似た日本人好みのカリアンドラ-スリナメンシス。(カリブ海に面した国…中南米のスリナム原産なのでこの名がついたらしいです)見れば見るほど合歓の木みたいに思えました。そういえば合歓の木もマメ科でしたね。
 
白いポンポンみたいなカリアンドラ・ハエマトケファラ ⇐説明版にはボリビア産とありました

確かに白花です。赤花もあるということでしょうね。2月上旬が見頃なのかな。
 
世界の三大花木というのがあるって知ったことがこの日の大きな収穫でした。
世界の三大花木その1👉 ジャカランダミモシフォリア(ノウゼンカズラ科)の説明版 ⇐紫雲木とも言うそうです。ジャカランダミモシフォリアはサムネイルにした宇治の植物園にもありました。咲くやこの花館同様に温室のすぐそばに植わっていました。
  
こちらは少し元気がありませんが…咲くやこの花館に6月頃(梅雨になってからかな…)来れば花盛りだとか…アルゼンチンやオーストラリアなどでは街路樹として植えられているというから南半球のやや高温になる地域で繁栄を謳歌しているみたいです⇐【「オーストラリアの桜」とか「南半球の桜」とかもゆうらしいで】⇐【大阪でも一心寺とか大阪港近くの八幡屋公園とか、梅雨じぶんには青藤色の花がきれいに咲くところが結構あるみたいやで…なんせ大阪は東南アジアやからな…温かいのがうりの街やねん】
 

世界の三大花木その2👉 火炎木[カエンボク](ノウゼンカズラ科)そういえば花の形がノウゼンカズラに似ています。火炎木には黄色い花もあるそうです。
 

世界の三大花木その3👉 鳳凰木[ホウオウボク](マメ科)は沖縄では街路樹として植えられているそうですが… 咲くやこの花館にはなかったみたいです。宇治の植物園でも見ませんでしたね。
 ウィキペディアにはこんな感じのホウオウボクの写真があって…これも豪華な花木ですよね。もしも今後沖縄へ行く機会がありましたら、是非一度本物を見てみたいものです。 


熱帯の豪華な花と言えばカトレアですね ➾ 「カトレアのように派手な人」舟木一夫が「花咲く乙女たち」で歌っていましたよね 【豪華絢爛やったなあ】
 
この日は咲くやこの花館でコーヒー豆とカカオ豆の催し物をやっていました。【珈琲とチョコレートどっちも大好物やねんけどもともとはこんな感じの木の実やったんやな】
珈琲もチョコレートもほぼ毎日美味しくいただいています
左の赤い実がコーヒー豆の熟したやつ    右のゴロンとした果実がカカオ豆
 

主な見どころはこれでおしまいです。
残りの写真でフォトチャンネルの練習をしました。このところずーつとフォトチャンネルをやっていなかったのでやり方を忘れそうになっていましたのでフォトチャンネルもキゾアみたいに音楽がつけれたらいいんですけどね

今回のフォトチャンネルの題はかつて花博のあった早春の鶴見緑地へ としました
 

2月2日(木)の日記➾ 投稿➾3月22日(水) 追加修正➾3月23日(木) 


春まぢか、晴れた日の散歩コースで

2017年03月08日 | 関西の四季

冬日の中、お正月や節分のころはしばしば地元の泉殿神社の参道を歩きましたここに来ると遥か昔の恩師をしのべます。生意気な中学生だった私たちは素直でなかった…何かと奔走してくださる師に仇名を付けたり、陰口を叩いたり…今から思えば味のあるええセンセイやったのに…と思うのです。センセイのリードで<埴生の宿>や<ホワイトクリスマス>を英語で歌ったのも良い思い出です。柏手を打って深々と頭を下げて…宮司をされていたセンセイにここに来るたびお詫びをしています「神さん拝んでんのとちゃうねんでセンセイにお詫びとお礼をしてるねんで」← とつぶやけば…先生に『君は相変わらずやね』と言われそうですが…



門松に使われた立派なクロマツ 門松にマツが使われるのは、一説にはマツのこずえに神(年神様)が宿るからだようです…また一年中青々として縁起が良い(永遠の命をさずかりそうだ)からみたい←そしたらモミの木を称えるドイツの人びとと門松を立てて松を寿ぐ日本人とはどこかで相通じるものがあるみたいにおもいます…
 

これは高浜神社のオガタマの木 ← モクレン科には珍しい常緑樹 ← 榊(サカキ)と同じように神社の境内に植えられ、玉串(たまぐし)にするなど神事に用いられ、古くから神聖視されている木のようですね。一説には葉を神前に供え、心霊を招くために使うらしいので「招霊(オキタマ)」➾これが転じてオガタマと名付けられたらしいです。神道で出てくる霊とかは、黄泉の国を支配し「見たなあー」と怒り狂うイザナミノミコトを連想したりして何となく怖ーい雰囲気を感じるのですが…アメノウズメノカミが天岩戸(あまのいわと)の前で元祖ストリッパーのように踊ったときに手にしていたのがオガタマの木だったそうで…と聞くと八百万(やおよろず)の神々などは案外ユーモアのセンスもあるカミさんだったのかな

大寒の日だまりに咲くヒメツルソバ「持ち歩き図鑑-身近な野草・雑草」主婦の友社刊によると秋の野草です。1月中はとても元気でした(1月14日撮影)。日足が伸びて寒気が緩むと少しづつ萎れてきて⤵やっぱり秋の野草の仲間かな 
パンジー冬のあいだじゅう元気で経済的で年金生活者のよき友ですが↠パンジーは2月の声を聞くとますます元気になってきました↠菫の仲間ですから春がいいんでしょうね…春の気配に弱いヒメツルソバとは対照的です。

 
 
河川敷でみたロゼッタ…多分スカンポの冬越ししている姿でしょう(2月22日撮影)。「土手のスカンポジャワ更紗… 」という唱歌がありましたね…赤い良い色をしていました。


こちらはタンポポのロゼッタ…寒さに耐え身を縮めて越冬していました(2月22日撮影)。そろそろ春の気配に気づいたら起き上がってくるかもね


マンサクが咲き始めたら、湖西もまもなく春です 背後の山は雪化粧しています(2月26日撮影)


大阪は湖西よりは2から3週間早く春になりそうです 下のコラージュを見てのとおりです
1月14日(金)~2月26日(日)の日記➾ 投稿➾3月7日(火) 追加修正➾3月8日(水)