摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

桜が満開の古市古墳群の周りを歩いてきた

2022年04月14日 | 関西の四季

4月の第一木曜日は電車を乗り継いで藤井寺方面に行った。大阪ひがし線➡久宝寺乗り換え・JR大和路線➡柏原乗り換え近鉄道明寺線に乗ってたどり着いたのが道明寺。駅前には大坂夏の陣・道明寺合戦の大きな石碑が建てられていた。かつて我々関西の人間は徳川家康のことを狸おやじ、労せずして天下を取ったずるい奴、鎖国を始めた視野の狭い日本人の元祖などと散々悪口を言ったもんだ。首都を東京に持っていかれたのが悔しくて豊臣びいきになり、大坂の陣のことを懐かしむ講談や立川文庫など大いに売れた。(もうちょっとで勝てたのに残念だなんて思ってね)けど、東京が今のような超過密都市になった現在、大阪や奈良の方がほっこりとした温かみがあって良いような気がするなあ。戦に敗れ首都を東京に持って行かれた西日本の方が住みやすいような気がする。
  

閑話休題。世界遺産・古市古墳群の周りをゆるゆる歩くと、時おり吹く風に桜吹雪が舞ったりしてとても良い一日だった。
この日のウオーキングコース。ご参考までに。ちなみにお昼ご飯は中津山古墳の陪塚らしい鍋塚古墳の山頂で頂きました。春風に撫でられてよい気持ちでした

道明寺天満宮は菅原の道真ゆかりの神社。格式が高く白壁に5本線が入っていた。さざれ石があった。さざれ石は堆積岩の一種の礫岩のことらしいね。
   

広々した道明寺天満宮の境内に満開の桜


明治期の廃仏毀釈の嵐に耐えて立派になった道明寺。木も花も良く手入れされていた。桜。ハナカイドウ。オオベニガシワ。利休梅(リキュウバイ)
   

カリンの花が良く付いていた。


サンシュユの花も見事。


西日本で元気なユスの木。マンサク科。葉に虫こぶが良く付く。

次回は応神天皇稜まで歩いたコースをお届けします。 未完