じめじめと湿気の多いのはうっとうしい。ぶつぶつそう言っていたらある日突然梅雨が明けた。
入道雲が元気よく立ち上がり、子どもたち待望の夏が来た。プランターのゴーヤも大きくなり、食べごろになった。ゴーヤの肉詰め、ゴーヤチャンプルなどを食べて元気を付けよっと。
盛夏の訪れに敬意を表して万博公園に向日葵を見に行った。7月28日現在、まだ
ゴッホやモネといった品種は咲いていなかった。
小ぶりな向日葵だけ少し咲いていた。
人間の膝までぐらいしか立っていない。ウクライナやロシアの向日葵畑にあるような巨大なのが見たかったんだけど…高校野球が始まるころまで待たないと駄目かな。
見出し写真にも使ったトマトはベランダのプランターから芽を出したこぼれだねのトマト。去年植えたのはミニトマトだったけど今年は先祖返りして子どものこぶし大になった。野生味のある良い味がした。
このハイビスカスも以前はもっと赤かったと思うけど年と共に色白になってきた。
今年の梅雨入りは6月26日ごろやったな。自分の知る限りでは今年が今までで最も遅い梅雨入りの新記録や。それから後の大阪は、時々思い出したように突然降る集中豪雨と蒸し蒸しする曇り空が交代ごうたい(かわりばんこ)にやって来るで。天気予報も自分のカンピュータも当てにでけへん。油断して傘なしで家を出たら、ザーッと降られて、あっという間にずぶ濡れに何回もなってたがな。
そんな梅雨の晴れ間に箕面の滝まで行ってきたで。
箕面の滝は水量豊富やったで
ユーチューブの音楽にもしゃれたのがあるもんやな
箕面川はやがて猪名川と合流して大阪湾に注ぎ込む。猪名川って渇水、水不足ゆうイメージがあったけど今年は大丈夫そうやね。
この日、印象に残った樹木 をフォトチャンネルにした。
続く動画は主に箕面の森の中で印象に残った草が中心やけど、シナノキ科のボダイジュは惨憺たる倒木と対比させるつもりでアップさせてもらった。
台風の跡でも仏縁あるおかげか菩提樹の木はしっかり残っていた。日本のお寺にある菩提樹の多くはシナノキ科のボダイジュ。中国から臨済宗の僧栄西が持ち帰ったものらしい。 インドでお釈迦様が木の下で悟りを開いたという菩提樹とは少し違う。ヨーロッパのリンデンバウム、菩提樹とも少し違う。わがシナノキ科の中国伝来の菩提樹は葉がハート型をしていると斎藤先生に教えていただいた。実はその時、どれが菩提樹の木か判らなかったので 以下の動画の中の菩提樹の写真は一木会のHPから借用したのでここでありがとうと言わせてもらうわな。感謝を込めて
台風の傷跡残る箕面の森
コウヤボウキがどれか改めて判ったことが今回の大きな喜びやったな感動
この卵型をした葉が1年目の葉、弦みたいに頼りない茎についているやろ。2年目の葉は細いやつ。
補足:その後ウィキペヂアとか様々なHPでみたら、コウヤボウキはキク科の落葉低木とあったな。3年目の枝は枯れてしまって葉は付かへんけど、1年目と2年目の枝はしっかり残って、葉を付けているから…ということなんかな。けどコウヤボウキの場合、3年目の枝は目元から枯れるねんから、草の仲間なんやろな。2年目の枝の上に3年目の枝が出て、次々とこれが成長・肥大するならば大きな顔をして木とゆうてもええやろけどな。
これは、森林ウオーキングから帰って齊藤先生の書かれた「さいとうさんの自然観察の話の種1」(文教出版刊齊藤侊三著)の74ページコウヤボウキは木か草か?を改めて読んで教えられたこと。
お大師様の教えにより、高野山には竹や果樹を植えたらアカンことになったから、コウヤボウキで箒を作ったとの言い伝えがあると言われているね。いろいろと考えさせてくれる植物やなあ。
勉強になったでエ。感謝 <m(__)m>
ことのついでに、同じく箕面の森で見たこの写真のアカソはイラクサ科の多年草。 湿気の多いところに良く繁殖していると思うね。 よく似たものにコアカソがあるらしいがそれは同じイラクサ科でも落葉小低木らしいデ。難しくてこんがらがって来たので、これ以上の深入りは止めるわな。