摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

春を待つこの時季に咲く花はなんやろな 

2020年02月20日 | 関西の四季

春は名のみの風の寒さや♩♬♪…と2月ごろは歌われたものでしたが、地球温暖化と今年の暖冬異変の中で、季節感が狂いそうです。思わぬ時期に思わぬ花が咲いているかもしれません。

見出し画像はピンクノウゼンカズラ
ノウゼンカズラの名が付くからには…暑い夏や亜熱帯のイメージが付くのです。黄色いフツ―のノウゼンカズラは冬には落葉してしまうし、ピンクノウゼンカズラも休眠期だと思うのですが…真冬のビルの谷間に咲いていたからびっくり 南アフリカ原産らしいです。

橋のたもとの高僧住宅の一角に咲いていたのはクサボケにすれば白とピンクが強いかな?梅のような気もするけど…2月のはじめだったから寒桜かな。花桃でもなさそうだったけど…ちなみにGoogleレンズによるとでした。とすると、「思い思いの梅」という類の梅の一種かなあとか、いろいろ考えるのも楽しいことです。とにもかくにも見事な花盛りでした。

これはエリカの仲間かな?

植物園や温室に行くと親切な標識があるから助かりますよね。
極楽鳥からヒカゲヘゴまで、どれも高温多湿を好むものばかりです。
極楽鳥     蘭の仲間  メディニラ・スペキオサ
  

ヒカゲヘゴ この苔むした幹の風格のあること


ヤブサンザシ サネカズラ  別名、美男葛(びなんかずら)
    
                       ヤブランやで
12月のスター ポインセチア

カシワバアジサイの紅葉が美しい
  
以上の温室と植物園は淡路夢舞台でした。この暖冬で淡路島南方のスイセンも今では終わっているかも知れないですね。

名残りを惜しみながら明石大橋を渡って本州に帰りました。
右手は大阪の街。左手は神戸。

はるか彼方に生駒山と大阪が見える

大阪湾越しに見える大阪の街。 この日は今年の例外ラッキーでした。冬型の気圧配置の寒い一日だったので見通しはたいへん良かったのです。遥か関西空港もかすかに見えていましたんや。海のほうが風よりも暖かだったみたいで蜃気楼の向こうに街が浮かんでいるような感じやったんですよ。【今、大阪から西を見れば夕陽がきれいやろな】と思ったりして、寒い時には大阪が暖かく思われて、懐かしおましたな
                   


暖冬もゆるゆると過ぎていく

2020年02月07日 | 関西の四季

見出し写真は兵庫県立美術館。ゴッホ展を見に行った日はこの冬にしては珍しく、粉雪が舞うような寒さだった。
その少し前、2月3日(月)阪急吹田駅近くの神社で節分恒例の餅まきが行われた。
演台の皆さんは裃を付けて登場。吹田名産のクワイの恰好をしたスイタンも登壇。華やかな雰囲気やったな。


「福は内 鬼は外」と賑やかに餅まきやで
節分20 02 03
動画をアップするときにユーチューブ提供の音楽をエンディングに入れたかったのだが失敗。やり方がわからなくて実況録音だけになった。できたら…次回までにはうまくやりたい。

さて、ゴッホ展やった。ハーグ派から影響を受けていたころのゴッホよりはどちらかと言えば印象派の影響を受けてから後の絵の方が俺にとっては良かったね。例外は「ジャガイモを食べる人々」 働く人や貧しい暮らしの人々をテーマにしてるところがええな。これはパンフの写真。

原田マハの小説にも出てくる画廊店主・タンギー爺さんの肖像画に会えたことは喜びであったな。麦畑も印象派100%そのものみたいな感じがあるけど、またそこがええ絵やったな。

何といっても晩年の糸杉の絵はゴッホらしさを感じた。ゴッホと言えば向日葵やと思ってたので…向日葵の絵がなかったのは少々残念だったけど…

まっ、この糸杉の絵と、豪華絢爛のバラの絵に会えたから良しとしよう。ヤッパリな本物の絵に会えるのは得難い経験だよな

絵の写真はぜーんぶポスターやパンフレットからやから、本物とは違うで。今回はゴッホの本物をたっぷり見ることができて感謝している良かった