摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

新型コロナウイルスが落ち着いたら行きたいところ

2020年06月28日 | 日記の補足

巣ごもりの毎日ですっかり運動不足になっている。
新型コロナウィルス騒動が一段落すれば軽く日帰り旅行にでも行きたいな。
五月晴れの湖西路など歩いてみたいな。
このところあわただしく通り過ぎるだけのことが多い。車窓からの眺めだけでも十分に楽しめたのは良かったんだけどね。
五月晴れの湖西路の車窓


車窓から遥(はる)かに伊吹山が見えたりして良かったな

  
永原駅付近から湖北の水面を望む ➡ 海津大崎付近の水田 ➡ 清水の桜(現地観光HPより拝借) 
高名な清水の桜は毎年観たいと思っている。10年以上前に一度だけバスの車窓からチラッと見たきりなんだ。2021年の春には観たいなあ。



 
 
巣ごもり中に熱中している作家は今のところ松本清張。図書館で予約しても割と早く順番が確保できることもお気に入りの理由の一つ。これが今存命中の人気作家だと…例えば原田マハの場合、もう何ヶ月も順番待ちになって興をそがれてしまうのだ。せめてコロナのあいだは図書館に予算を重点的に回してほしいね。


梅雨の晴れ間は野草刈り

2020年06月18日 | 関西の四季

(巣ごもり中の読書)
新型コロナウイルスのおかげでひどい目にあった。2月末から3か月以上に及ぶ長い長い巣ごもり。「しめしめ、読書と撮り置きVTRでゆっくり楽しもう」なんて喜んでいたのも一か月ほどが限度。ごく短期間のことだったね。TVはコロナのニュースばかりだし、番組もほとんど再放送ものばかり。首相や東京都知事のごたいそうな記者会見も心の通わない空疎なものが多くてげんなりしたね。
とはいうものの、真面目に呼びかけている人も大勢いいたから、それに応えてしっかり家で巣ごもりしていたよ。成果は松本清張の再発見とノンフィクション作家石井妙子の発見。

   

「けものみち」にも悪い女は出てくるけれど、どことなく哀愁が漂っていて時代の貧しさと共に余韻がかすかに残る。
「女帝小池百合子」の場合はあまりにも権力欲むき出し。えげつない悪さが度を過ぎていて、改めて後味が悪い。味の悪さに耐えて現実を直視する勇気を持てと、作者が呼びかけているのかな。



(とんでもない野草)
府県をまたぐ不要不急の外出を避けなさいというおおせに従って、ずーっと家に閉じこもっていたらハタケも花壇も大荒れになっていた。ヒメジョオン、藪枯らし、カラスノエンドウの残骸etc…その他その他の野草たちが我が物顔にはびこり荒れ地そのものだった。これも現実の一つである。

さいわいなことに梅雨の晴れ間 何時間もかけて除草したところ  木や花壇の輪郭がようやく姿を現した。


さすが6月が旬の紫陽花。野草に負けずにあたりを制覇していたよ。


場面は変わって、都会の片隅。6月はアガパンサスの出番。

大阪の街中
鉢植えの紫陽花はもはやこれまで    ➡  6月の花 切り花のユリ ➡ 朝顔が芽を出した
根詰まりをおこしたか            匂いはきついが値は安い   真夏が楽しみ
     

巣ごもり中に鉢植えや切り花に目が移りダイナミックなことを考えなくなっていた。そろそろ限界。できることから手を付けていこうと思った。





梅雨入りしたら急に大雨・雨の日は読書

2020年06月11日 | 関西の四季

6月のある日、またまた 用事が出来て北陸へ行った。車中で読んだのは例によって今のところ凝っている松本清張。松本清張作品の凄いところは時代を超えて共通する権力の闇を描き出しているところ。そういう視点から今、話題の「女帝小池百合子」を読むと誠に納得できる。一行一行一語一語が迫力あったで。久しぶりにおカネを払って新刊の単行本を買った値打ちがあったね。
新型コロナ感染拡大時に小池都知事の記者会見が何度も繰り返された。その時に感じた違和感、空々しさはなるほどここにあったのだ。小池百合子という人にとって、政治は自分がスポットライトを浴びる点のための舞台に過ぎないのだ。国民や都民の来し方行く末なんて二の次三の次なんだろうね。石井妙子さんてどんな人か知らなかったけど、たいしたノンフィクション作家だよ。特に女性を取り上げた場合の筆力の冴えはたいしたものだね。

      

  

石井妙子さんの旧刊に銀座のマダムや満映に関わるノンフィクションがあるらしい。図書館で借りれたらいいのにな。 
上記の写真は「女帝小池百合子」以外はすべて図書館で借りたもの。


100年に一度のできごと➡ぜひ記録しておこう

2020年06月04日 | 日記

【少々肩に力の入った前置き】
のほほんと老後を過ごしているうちに世の中は目まぐるしく変化していた。たいへんなことに我が国はなっている。どんな重要なことであっても、時の総理大臣(特に長期安倍晋三首相政権の場合)にとって都合の悪いことであれば、ほとんど公文書その他の記録には残らない仕掛けができあがってしまっているようだ。記憶に新しいのは森友学園問題にまつわる諸々(もろもろ)。➡ついで加計学園問題に関わる諸々(もろもろ)。 「余人をもって代えがたい検事長(例の賭けマージャンの検事)」の定年延長や「引責辞職」前後の処分をめぐる経過(訓告でお開き➡退職金は口止め料?…)に関するごまかしなど…etc…エトセトラエトセトラ…なにしろあまりにも憲政の常道(懐かしい大正時代、1920年ごろの言葉やな…)に外れたことばかりなので、精神衛生上極めてマイナス。その結果ニュースは見ない聴かないという習慣が身に付いてきつつあり、困ったことだ。
 それでも何でも…新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の議事録がごく大雑把なメモ書き程度で詳細には取られていないことになっているとの報道に接し  これはアカンと思った。せめて自分の見聞きしたことだけでも記録しておかないと記憶の風化と共に、庶民にとって重大なことでも、おかみにとって具合の悪いことは何もかもなかったことにされてしまう!【先ずはこの間の自粛要請による人手の減少ぶりから】
見出し写真はシャッター通りと化した商店街のようすだよ。
パチンコ屋の電光ニュースでも臨時休業に入ったとのお知らせが


駅に近づくのもはばかられるような街の雰囲気だったが線路際に立っていたらカタタン・カタタンと空の車両を引っ張るカルーイ音が響いていた。

大型連休中、わが街を走る鉄道から 2020年 4月末~5月10日
「大阪維新の会」のことを好きなわけではないけれど、吉村知事の発言には真面目さと誠実さが感じられたよね。安倍首相の原稿棒読みの映像のすぐ後に出てきたから得をしたのかな。それにしてもアベさん。真面目にやろうとする心とか国民と共に歩もうとする誠実さがまるきり感じられなかったのはなんでやろね。小学生の演劇発表でも、もっともっと心がこもっているのにな。大根役者でももう少しは演技するはずだよ。
堤防沿いに住むホームレスの猫ちゃん。今のご時世に共感をするのはこのニャンちゃんだ。厳しい夏を乗り切ってくれたまえ。
応援してるで


【コンピュータの授業をスカイプで習った】
ワードでお絵かきの要領でイチゴの絵を描いた。どう?感じ出ている?


グーグルフォトにアップした写真からGIFアニメを作る方法も学んだよ
 春の風に揺れる矢車草とポピーやで