摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

コロナ禍で迎える年末年始のあわただしさ

2020年12月17日 | 日記

冬型の気圧配置も強まり、大阪にも冬将軍がやって来た。新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同様に、体の芯まで冷えるような北風と乾燥した空気が大好物らしいな。
そのせいか、12月3日吉村大阪府知事が会見を行い、明日12月4日から15日までできる限り、不要不急の外出を自粛することを呼びかけたかと思えば ➡ さっそくというか直ちにというか、我が街では急激にトーンが上がって ➡ 12月4日には早くもお触れが出ていた……12月7日から12月31日まで吹田市内の公民館・図書館などはすべて臨時休館だって。私のような高齢者にとっては巣ごもりせよとの指示にほぼ等しいね。むむむっ
当てが外れてちょっとショック。なぜって江戸におわす親方日の丸はギリギリのときになってもなおGoToトラベルとか著名人を集めて7人での会食とかやってたもんな。とはいうものの、わが街や大阪の状況が厳しいことには違いはないので、気を取り直して感染防止に少しでも協力することにしよう
この俺も前日には他府県の奈良・長谷寺まで行ってたもんな。
見出し画像は長谷寺で見た見事なイロハモミジの紅葉。今年の紅葉の中では一番やった。
長谷寺は高低差のある寺だからよいアングルで写真が撮れて嬉しい。

 
普段は見上げるばかりのタイサンボク。長谷寺では舞台の上から見下ろせるねん。


紅葉した温帯林。尖った緑の針葉樹林。もこもこした緑の暖帯林(照葉樹林ともいうんかな)。三種類入り混じっているところが素晴らしい。多様性を維持している関西の山のたたずまいはええなあ。

以上、書きかけのような走り書きのブログやった。お正月に「関西の四季・里山のことなど思い出し追加版」としておいおい追加修正していくのでよろしく。
 

 

 


あいな里山公園辺りで見た桐やコウヤボウキなど

2020年12月04日 | 関西の四季

見出し写真はツリガネニンジン。朝鮮人参に似ている
めったに乗らない神戸電鉄。おしゃれで清潔感のある電車やったな。
駅のそばにあった手書きの案内図。
 

駅のそばに白く咲いていたのはオトコエシか。白花と黄花がまじりあったのはオトコオミナエシ。
  

オトコオミナエシのアップ写真やで。白花と黄花が混在してるやろ。
この辺りは古いいわれの塔婆や墓がたくさんあった。七本塔婆☚ 誰が何を弔うために建てたのかわからない。紫式部の墓と伝えられる石碑。和泉式部の墓と伝えられる。この辺りに来た歩き巫女が多くの人を救ったのでこのような石碑を建てたとか。いずれにしても遥かなる昔のことやね。
    

谷川のすぐそばに自生していた桐の葉。尾根筋から見た。左はその少し上流で見上げた桐の大木。桐の実が鈴なりに下がっていた。こうしてなった実の一部が流れて行って芽を吹いたんやろうな。
 

朝露を噴き出してしっとりとした蒸気を漂わすフキ。黄色いのは冬も咲くツワブキ(キク科)。フキもキク科やけど冬には姿を消す。
 

コウヤボウキの花。1年目の枝の先端に咲く。右はコウヤボウキの群落。
3年目の枝を出した後は枯れるみたいで、これは草の仲間かな。木の仲間ではないと思うで。
 

こうして明石海峡公園を後にしたのだけど、帰り道で見かけたヌルデの赤が見事やったもう一度機会があれば訪ねてみたい公園やったな。
 

自宅に帰ってしばらくすると素晴らしい秋景色が近場にもやって来た。