摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

丹後の西国札所は風光明媚な日本海沿岸でした

2015年05月27日 | 初心者のPC練習

西国33所巡拝の26番札所、成相寺と27番札所松尾寺にお詣りし、丹後を旅してきました。
今回は成相寺の石楠花を 楽しみにしていましたが、あいにく花はもう終っていました。
それでも名残りの石楠花を松尾寺で見ることができたのでそれで良しとします。 
お大師さんの高野山では、仏様には花ではなく高野槇をお供えしたりするのも…こういうことがあるためかなと、少し思いました。
下の写真とコメントの枠は、ワードの表を取り込んだ中に写真とコメントを入れたものです 

 

 

 

 

 

 

 

松尾寺で見ることのできた名残りの石楠花(シャクナゲ)

 

 松尾寺本堂に至る途←石畳が貫録やね

 

 松尾寺本堂に至る階段←厳かな雰囲気

 

 松尾寺本堂←ここのトイレの神様(明王だったかな)印象的

 

 

 

 

 

 

 

 成相寺の石楠花
もう花はありません 

 

 すっかり咲き終わっていたね←少し残念でした

 

 お大師さんは色鮮やかだが季節とともに移ろう花ではなく…いつも緑の高野槇を愛されたようです

 

 質実で堅実な
いつも緑に輝く高野槇

ウインドウズフォトギャラリーでコラージュができることをパソコン教室で教わったので早速コラージュを作成しました。

同じ写真で2種類作ってみましたが 、さて、できばえはいかがでしょうか?
kizoaでつくるコラージュよりもやや手間がかかりましたが、これはこれで持ち味がありますね。

 



今回のお土産は日本海で獲れたトビウオ。「丹後の鮮魚屋橋立やまいち」で買いました。普段の大阪では消費者にはなかなか手に入りにくいです。このトビウオ、新鮮で旨みが凝縮されていました。鯵のだし用小魚も手に入れました。今のところ、朝は鯵のだしで取った味噌汁を賞味しています。
 

 


西国5番札所は藤まつりの葛井寺

2015年05月21日 | 関西の四季

大型連休の前半の4月29日は泉州と紀州の観音霊場を以下の順に巡拝しました。
1番目は西国4番札所、巡礼の難所として知られる大阪府和泉市の槇尾山施福寺→2番目は西国3番札所、和歌山県紀の川市の粉河寺→3番目は大阪府藤井寺市の街中にあり庶民に親しまれる西国5番札所の葛井寺
藤まつりまっ最中の葛井寺、藤の花の圧倒的なボリュームが良かったですが、和泉山地の奥深い槇尾山施福寺に至る険しい参道脇に咲くシャガウラシマソウにも強い生命力を感じることができ良い小旅行でした。


施福寺へ登る道の取り掛かり、槇尾山観光センターのすぐそばに石楠花らしきツツジ科の花が咲いていました。今年は巡り合わせが悪くて…石楠花を見ることのできなかった私には、貴重なワンショットとなりました。


参道の傍らにシャガが勢いよく咲き誇っていました。




ブログを書いている今では、うまく表現できる具体的なことばが浮かびませんが、山頂の施福寺で視た仏さまは、馬頭観音はじめ、方違観音、多聞天、広目天などで…端正であり、迫力があり、威厳もあり、厳かでもあり、かつ美しくもあり…信仰の対象としてはもちろん美術品としても第一級のものでした。
残念ながらご本尊様を直に拝むことはできませんでした。
5月1日から15日が、ご本尊開帳法要だそうで来年は5月1日から15日のあいだに来ようと思いました。
国宝、葛井寺の千手観音も18日の観音様の日にしか 直に拝むことはできないようで残念でしたが
また、縁を見つけて18日に来ようと思いましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 やっとたどり着いた施福寺の本堂。
決して大きなお寺ではないですが、遥かな昔にどうやってこんな処に建てることができたんでしょうね。

 

 本堂では仏様を間近に拝観できました。仏さまとしても美術品としても素晴らしい眼福でした。

 

 施福寺ご本尊の千手観音と同じ姿だそうです。

 

 国宝→葛井寺の千手観音
 この日まわった3か寺のご本尊様はすべて千手観音さまでした。



この日のお土産は第一に粉河寺みそ←これが旨かったです。第二に紀州の夏ミカン。どちらも、かに井土産物店で買いました。味の想い出は槇尾山観光センターで買ったよもぎ餅。杖をお借りしたので挨拶代わりというか、お礼のような気分で買ってみたら美味しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 粉河寺←徳川御三家の威圧感を感じさせる大きな門でした。

 

 粉河寺みそは旨かった。

 

 夏ミカンいろいろ

 

 よもぎ餅←ちょっとした山歩きのあとだったので、たいへんに美味でした。


西国33所1番札所は青岸渡寺

2015年05月07日 | 関西の四季

4月23日に行った西国1番札所青岸渡寺は世界遺産のど真ん中。熊野道・那智の滝の神域にありました。今年は菜種梅雨が長くて前日まで、本物の梅雨のように…しつこく根気よく毎日のように雨が降ったために、おかげさまで豪快な滝を見て、水しぶきをいっぱい浴びることができました。





 延命長命の霊水のお滝水も一杯いただいてきました。結構いける味がして霊験あらたかだと五感で感じました。ふっふっふ100歳まで生き延びたらどうしようかな。
隣接する熊野那智大社の境内には樹齢およそ800年の那智の楠(天然記念物)がありました。この楠の木の洞の中に入り込んで、中から外の熊野の空を視ると、下の写真のように…まぶしいばかりに南国の生き生きとした生気や精気・霊気が満ち溢れていました。
平安の世から人気のあった熊野詣は現代でも魅力的でよかったです… 



お土産はこれだ!と言いたいところですが、梅干し以外はみな食べてしまいました。美味しかったです。ごちそうさまでした。


バスの乗り降りの途中で一生懸命に生きている生き物たちをみました。