摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

午後のひとときをシャンソンと共に♪

2017年07月10日 | 日記

6月になるとわが街・吹六地区では公民館と人権協議会の共催でコンサートをします見出し写真はコンサート当日のプログラムです。エンポウミュージックオフィスの作成されたもので ↼さすがプロは違うね…今年はシャンソン歌手・延みつきさんに地元のよしみでお越しいただきました。

シャンソンの魅力は…メロディーと歌詞で綴る人生のドラマです延みつき先生によるシャンソンとトークで午後のひと時をお過ごしください日時⇒ 6月17日(土)午後2時開演~…とまあこんなふうに呼びかけたんですよ…すると…

ええーっ延さんが来はるのんサンケイホールとかで歌ってはる人でしょう自分でチケット買って行ったら高いねんででも、地元のためにはえらい貢献してくれはるひとやねん…それで公民館にも来てくれはんのかな…
とまあこんな風に前評判は至って上々でした。もちろん当日のシャンソンとトークも素晴らしかったのです
写真は延みつきさんとピアノの上田成子さん

当日のプログラム 黒板に公民館のスタッフが書いた字は手作り感(?)丸出し
    
参加者みんなで日本の唱歌「ふるさと」を歌いました。みんなで歌うと気持ちがほぐれますよね


コーちゃんこと越路吹雪の唄った・岩谷時子作詞のやや甘い感じの結婚披露宴などで歌われる「愛の讃歌」とは一味違うエディット・ピアフの原曲に沿った「愛の讃歌」を歌う延みつきさん
月曜夜8時からのラジオ大阪「みつきのシャンソンをあなたと」の中でも延みつきさんはピアフについて繰り返し語られていました。プロボクサー マルセル・セルダンとの恋が飛行機事故のために悲劇に終わったことをお聞きしながら、シャンソンは人生そのものだと深ーく感じました
 


やんややんやの拍手喝采 最後に唄われた「めぐり逢いありがとう」も素晴らしい曲でした…このCDにも入っています
     

さて、人権啓発推進協議会の活動は文字通り人権啓発を目的として行われますので、何か活動するたびごとに報告を吹田市にあげています。下のコラージュなど写真集は報告にあげた写真と展示パネルです。
わが街のコンサートは大上段に振りかぶれば…異文化に対する先入観・思い込みや偏見を無くし(または克服する努力をし)多文化理解を深めていくのが目標で、シャンソンと言えば取り澄ましたお上品なよそ行きの音楽と思い込んでいた私(これが一番頭の固い人物だったのです)にとっては、延さんの気さくな人がらとトークによりシャンソンとはそれぞれの人の立ち位置から人生を語る歌なんや…と理解できたことは何より嬉しい収穫でした。まして、エディット・ピアフなどは移民も多い下町の出身だったんですよね。
この場をお借りして最後に紹介させていただくのはオレンジと紫(パープル)のダブルリボンバッジのパネルとチラシです。このはダブルリボンは児童虐待防止(橙・オレンジ)と女性に対する暴力の根絶(紫・パープル)を目指す吹田市の取り組みで、吹田市の男女共同参画センターなどで取り扱っています。男女共同参画センターではへんな味噌汁しかつくれない私が「男の料理教室」などでいろいろと教えていただいて有益でしたこれも人権の取り組みなんですよ。

    

7月10日投稿 ➝ 7月15日記事と動画の一部字句訂正(賛歌➝讃歌に)