摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

スマホの音声の言うことを素直に聞いて歩いたら無事到着した

2022年07月29日 | 関西の四季

 スマホの地図を見ながら目的地まで行くのってちょっと苦手だったね。スマホの地図と南北を合わせたり、目的地と現在地との関係を知ろうとしてスマホ画面を手に持って眺めていたら、勝手に地図が回転したりして、本当に厄介。気が付いたらまったく反対方向に歩き出したりしていたこともあった。以前、スマホの地図の言うとおりに歩いているつもりで、京都の街中でリングワンダリングしてしまったこともあった。今回は大阪メトロ(地下鉄)の肥後橋駅から中之島美術館へ行こうとした。歩いている途中でいちいち場所を画面上で確かめたりしないで、目的地を設定したら、あとはスマホの経路案内に任せて、端末をポケットに放り込み、聴こえてくる音声に耳を傾け素直に従うことに腹をくくったのだ。

すると、あら不思議ほんまに8分程度で目的地に着いたではないか
土佐堀川にかかる筑前橋を渡って、あとは川沿いに歩いて行くとすぐに目指す中之島美術館が見えてきた。目印に関西電力の本社ビルがあるし、わかりやすい立地条件にあったのも良かったな。
 

さて、今回はモジリニアリ展。かつて俺は大原美術館のモジリニアリしか知らなかったけど、彼は彫刻家を目指したこともあったらしく、カリアティードとゆう建築物の柱に使われる女性の人体像が、何やら野性的で力強くて良かった。ここに載せたのは撮影が許された大阪市所蔵の【横たわる裸婦像】と、ハリウッドの大女優グレタ・ガルボの所有する少女像、グレタ・ガルボの【少女像】を除けば、どの女性も目に力がこもっていて、目力があるとゆうんやろな。迫力があった。また褐色の肌には存在感があって良かったね。特に気に入ったのは【お下げ髪の少女】やな。ミュージアムショップで絵葉書を買って、栞代わりに使っているねん。
   

 それにつけてもこの暑さ。ラジオやテレビは連日のように、命に関わる危険な暑さを避けて、なるべく外出せずにエアコンを効かせた涼しい部屋にいなさいと言い聞かせてくれる。おかげ様でほぼ連日、お昼は涼しい部屋で涼しいソーメンばかり食べていたら…体重がだんだん軽くなってきた。
 暑気払いにはやっぱり鰻がええな。うな重の二段重ねを奮発したいところだけど、この物価高のご時世。散らし寿司のトッピングに鰻を使うことにした。こっちの方がうな重よりも野菜がとれるし、栄養のバランスは良いかもしれない。とは言え、そろそろ散らし寿司にも飽いてきた。二の丑の日は何にしようかな?ドンと奮発して、うな重と行きたいところやけどな。目下思案中。
  

 


ベランダの夏野菜が豊作です

2022年07月14日 | 関西の四季

気象庁によると、とうに梅雨はあけているはずなんだけど、よく降る雨だね。
以下は気象人の記事からいただいたもの。こんなことを言ってたんだよね。
6月28日【気象庁は午前、九州北部、四国、中国、近畿、北陸で
梅雨が明けたとみられると発表した。
平年と比べて19日~25日早く、いずれの地域も観測史上最も早くなった。
今後、10日間程度、雨の少ない状態が続く見通しとして、
西日本には少雨に関する気象情報がだされた。】
実際、この頃は毎日カンカン照りで、紫陽花も6月下旬ごろから急に精気をなくして、ドライフラワーみたいになっていったもんな。このアジサイは6月24日のもの。最後のひと花?
   
今のお天気はどうなってんの?次々と低気圧がやってきて、大雨になったり雷が鳴ったりしてるやんか。オホーツク海に高気圧があったりして…なんか不安定な天気が続くなあ。けど、ええこともあるねん。
雨が多いおかげでナスやキュウリは豊作続き。6月28日以来、次々と大きな実がなって、ゴーヤのときよりも実入りが多い。
 
 
毎日プランターをじっくり眺めて、せっせと収穫しなければならない。うっかり見落とすと胡瓜がヘチマみたいな大きさになるねん。
  キュウリとオクラ
ヘチマみたいな巨大胡瓜 

巨大な胡瓜に立ち向かうには、酢の物、サラダにするだけでは追いつかない。
ズッキーニの調理法を胡瓜に応用して、胡瓜の甘辛煮を作ってみたら、これが意外と旨かった。
ここからは老朗爺さんのレシピの紹介です。
胡瓜の甘辛煮ズッキーニ風で召しあがれ

①ビニール袋に片栗粉を入れて振り回し胡瓜に片栗粉をまぶす
②③薄く油を引いたフライパンで弱火でじっくり焼く
④調味料を作る 砂糖少々 酒・しょうゆ・みりん各大さじ2の割合
⑤鷹の爪を少々調味料に入れる
⑥胡瓜が熱々のうちに⑤の調味料と絡ませて出来上がり

 ①      ⑥
夏の間の常備菜・保存食として、お茶漬けの友に最高
夏を乗り切るためのレシピその2…七夕に散らし寿司作ったで。
今回は、かみさんのアドバイスにしたがってNHKきょうの料理のバックナンバー(2015年2月号)を参考にしたらおいしくできた。コツは①煮汁【だし1.3カップ、砂糖・薄口醤油各大さじ1強】を作った後、細切りにしたニンジンとゴボウを少しずつ味を濃くしながら順に落し蓋で煮た。これを追い込みというらしい。②すし飯を作る前に酢水【水1カップ、酢大さじ1の割合】と酢布巾をたっぷり用意した。
奮発してカツオのたたきをトッピングしたけど茶系統の色で写真映りが悪いね。経費はカツオが一番かかっているのに経済効果が出ていない。一方、普段のお昼はほとんど連日冷やしうどんかソーメンで経時的。安上がりだけど見た目は華やか。写真映りは良いのだ
 
水分が多いので直ぐに満腹するが、すぐに腹が減るのだ体重が軽くなりそう。どれも一長一短あるから、いろんなものを分け隔てなく食べないと夏を乗り切れない。



土用の丑までには、経済的で栄養価豊富な鰻の扱い方を考えことにするねん。乞うご期待