3月ともなればお天気が変わりやすく、大阪でも週のうち二三日は雨が降っているような気がするね。そんな中を彦根のお城に行ってきた。残念ながら天気予報は半分ぐらい当たって(大阪の人間にとっては)冷たい雨が降り続いていた。とはいうものの地元の人にとってはこの程度の雨は雨のうちに入らなかったかもしれない…名神高速道路を通過するときもなぜか彦根~米原~関ケ原のあたりでは雨や雲と出会うことが多いような気がする。
見出し写真は雨のお堀の中で元気に泳ぐキングロハジロ。鴨は寒いほうがいいんだよね。本格的な春になるといつの間にか居なくなるもんね。キンクロハジロもシべリアに帰って行くんやろな。アップで撮りたかったけどスマホでは無理だった。こんな時せめてデジカメが欲しいと思ってしまうね。
椿も冷たい雨の方が元気になる。しっとりして溌溂と輝いていた。
寒さの中でも咲く二期桜(10月桜とか言ったような気もするのだが)
井伊直弼は水戸浪士に切られたので、過去の因縁からすれば感情的には友好都市には なり難そうとつい思ってしまうけれど …
大老井伊直弼による開国 混乱 安政の大獄(尊攘派への大弾圧) 白昼の暗殺事件 その後の明治維新に至る政局の混乱という歴史を知っている後世の我々は 彦根から水戸に向かってヘイトスピーチなど叫ばずに 友好都市になろうというその志は立派だと思うよね。テロと暴力など、憎しみの連鎖を断ち切る知恵が感じ取られた。
雨が大好きなイシクラゲ この辺りも以前は湖(琵琶湖の一部)だったので湿度は多い。
玄宮園隣の楽々園の標識 地震の間というお茶室風の建物が風流だった。➡ その右は玄宮園の白梅
➡ お城の中の巨大なヤブツバキ ➡ 同じく城内の巨大なクロガネモチ ➡ ヤブツバキとクロガネモチの根が絡み合っていた お城には宅地開発などの手が侵入してこないので、ちょっとした木もいつの間にか大木に育つのかもね
彦根城の天守は国宝 しだれ梅とひこにゃんと共に天守を背景に記念写真を撮る人も お天気が良ければ居たでしょうね
彦根城博物館(あいにく休館中…)の建物のそばでひこにゃんが愛想を振りまいてくれた 意外と可愛いかった