摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

コロナ禍の大阪に二回目の春が来た

2021年03月19日 | 関西の四季

この冬も暖冬だったね。緊急事態宣言の期間が長くてスッキリとは言えない気分だったけど、2月の終わりごろから、しばしば雨も降りいつのまにか季節が移って行った。
 春の一番乗りは甘い香りの沈丁花  高校などの卒業シーズンにボケの花 

   オオキバナカタバミ     チューリップの間からクロッカス
 

桜より一足早く咲いたユキヤナギ   リムーブバックグラウンドで背景を
                  削ったけど……良い画像にならない

  

  電車の手前にレンギョウ    バスを待ち大路の春を春をうたがはず
 レンギョウが咲きだすと春本番    波郷 今この時期にピッタリの句
 
    高槻行の電車        
  アサヒビール工場の手前
    見える?


お雛様に五目散らし寿司を作りました

2021年03月04日 | 関西の四季

桃の花が咲き誇る3月。ひな祭りを記念して散らし寿司を作った。2月には亡き母を懐かしんで作った散らし寿司だが、今回は同居中のわが妻と娘の幸多からむこと祈りながら作った。少しずつ要領も呑み込め腕も上がってきたと実感しているところ。かみさんのアドバイスを受けてグラフ社のマイライフシリーズ「ごはん大百科」平成13年刊を参考にしたというか、本とメモを頼りにしながら作った。
【すし飯を作る】
①米を洗ってざるに20~30分上げる。
②最初にご飯の水加減。炊飯器で炊くならば最初メモリに合わせてフツーに水加減するが、3カップのコメを炊く場合、大さじ2杯程度水を減らしておいたほうがご飯がほどよくパラパラして美味しいと思うね。
 

【合わせ酢を作る】
③酢大さじ4 砂糖大さじ2 塩小さじ1
④炊きあがったご飯を飯切り(半切り)に移し団扇で扇ぎながら合わせ酢を振りかける。よく扇ぐとつやがでる。      茶色っぽいのは砂糖の色
 

⑤具材を準備する
左上から 高野豆腐 椎茸 人参 油揚げ レンコン ちくわ
高野豆腐は約50℃の湯につけて、ふっくらと戻す。文字に取り何度か水を替えて押し絞りやや厚めの短冊切りにする。干し椎茸は市販の甘辛く炊いたのを使わせてもらった。ニンジンは3センチ長さの細切り。ちくわは香ばしさを出すためにあらかじめ醬油を絡めて炒めた。
【煮汁を作る】 
⑥だし汁2カップ 醬油大さじ4はい半 砂糖大さじ2 
みりんと酒各々大さじ2
鍋に具材と上記煮汁の材料を入れて弱めの中火で7~8分煮る
火を止めてそのまま置き、味を含ませる。
今回は少し贅沢をしてホタテ1パックを追加していれた。

  

⑦すし飯と具を合わせる
ひと肌にさましたすし飯と、汁気を良く切った具をさっくりと混ぜ器に盛る
⑧錦糸卵、紅ショウガ、菜の花の湯がいたんを載せる ← お好みでさっくりと混ぜても良い。
⑨お椀はお雛様定番だとハマグリなんだけど 恐ろしく高いのでピンチヒッター登場。アサリのおつゆにした。何もかもレシピ通りにすると材料費も手間も青天井にどんどん高く多くなりすぎるので、実情に応じてアレンジすることが庶民の生きる知恵だよね。
 

家の外に出ると桃の花がちょうど見頃になっていた。桃の花は何か力強い生命力を感じさせる。春が来ているのだ。



黄梅(迎春花)の花盛りも終わったので一部を地植えにした。もうよい陽気になってきたので紫陽花も地植えにした。これからは土いじりが趣味の爺さんにとっては忙しくなる季節だ。紫陽花の芽も出てきた。
    黄梅(迎春花)           紫陽花の芽