摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

雨上がりの土手沿いを歩く

2021年09月30日 | 関西の四季

見出し写真は食欲の秋のシンボル大学いも。9月30日我が家のフライパンで揚げた。この夏の6~7月以来身辺がザワザワして体重が減り気味なので、59~60kgを目指してしっかり食べることにした。

今頃降る雨を秋雨と言うのかな。秋雨の上がった後にスミレモらしい植物が堤防の石にしがみついていた。日が照って空気が乾燥して来ると目立たなくなってしまう。こういう植物を気生藻というらしいね。川沿いや谷間に多い。雨が降ると息を吹き返す。



こちらは大木の木陰に咲くタマスダレと曼殊沙華。


もう10月になろうというこの時期にねむの木でもないから、堤防沿いの道端で最初にこの花を見つけたときはオーストラリア原産のブラシの木かなと思った。けど俺のへそよりも背が低いので、多分メキシコ原産マメ科ベニゴウカン属の仲間やろうな。
以上グーグルレンズのレンズに教えてもらったことの受け売り。


同じく堤防沿いの道ばたに咲いていたハギの花。近所の人がそれとなく折りに触れて手入れをしているらしく色鮮やかに咲いていた。


かみさんの誕生日だったので散らし寿司を作った。ダイヤやルビーの代わりに爺さんの手料理。
少し贅沢をしてホタテ貝をちりばめた。


ベテランの主婦なら誰でも知っていることだけど俺はレシピの本と首っ引きでふうふう言いながら作ったのだ。次作るときのメモ代わりにこのブログを書いている。今回はご飯と合わせ酢の割合が課題やったな。ご飯の水加減が通常の炊飯に近かったので炊きあがりが柔らかすぎ、パラパラとほどけるお寿司にならなかったのだ。次回は合わせ酢を大目にしてご飯の水加減を少なめにしよう。




 

フォトスケイプの写真編集機能を使って目で見てわかるようにしたで。段取りや手順を直ぐに忘れてしまうからね。







急ぎ足で退場した夏 いつのまにか秋

2021年09月16日 | 関西の四季

とにかく雨の良く降る夏でしたね。この夏の百日紅は心なしか場違いなところに出てきたような戸惑ったようすを見せていました。カンカン照りのうだるような暑さのイメージしかない夾竹桃もお盆の頃の大雨に面食らっていましたね。涼しげな色のアメリカンブルー(ヒルガオ科)だけはひと夏中ずっと元気でした。今も咲いています。
植え付けが遅れてしまった里芋は短い夏のせいで遂に成長のチャンスを逃しました。見出し写真は早すぎた秋を恨めしげに迎える里芋です。

  

9月のはじめごろにはタマスダレ(ヒガンバナ科)が束の間一斉に咲いて夏の終わりを感じさせてくれました。可憐な様子をしているけれど猛毒なんだよね。茎がノビルと似ているからと言って食べたら酷い目にあうで。気いつけや。それはそうと秋の七草のフジバカマは丈夫なやつで、毎年同じ場所に必ず律義に顔を出します。しかも年ごとにじりじりと視力範囲を広げていく生命力には脱帽しますね。たいしたもんや。
 

秋のハイキングコースの暗がりによく見かけるホトトギス。チマチマと咲いていた去年と違って大きな花を付けました。また、今年の処暑二百十日の頃思いのほか冥加がたくさん採れました。嬉しい。この調子でスダチやユズも豊作になりそうで嬉しい予感がしています。