摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

猛暑に加えてコメ不足

2024年08月22日 | 関西の四季

見出し写真は風船カズラ。
ツルのある植物がぐんぐん伸びる夏。我が家の風船カズラも背伸びをして西の窓にグリーンカーテンを掛けようとしている。そのお隣は秋ナス。ゴーヤもトマトもお盆過ぎからは実を付けなくなったので、秋ナスとキュウリに交替した。ここまで書くと何だか涼しげだね。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども…」なんてね。

 

 とは言うものの、大阪の夏の現実は厳しい。もう秋めいても良いはずの8月下旬でも連日猛暑日という異常な暑さが幅をきかせている。
猫もふてくされて昼間は板の上でゴロゴロごろ寝するばかり。畳もカーペットもお断りだと言わんばかりに、ひんやりした板の間や土間を見つけては体を冷やしている。


 昨夏の猛暑の影響で、2023年はコメが不作だったとか、今ごろになって言われだした。近所のスーパーのおコメ売り場はどこも、お盆過ぎから突如一斉にお米が姿を消した。軒並み「入荷未定」の張り紙だけがにぎわっている。9月になって「新米が出回り始めると大丈夫だ」と言われても、この何日かパンやうどんばかり食べるのも気が進まない。
 一昨日幸運にも、たまたま近くの業務用スーパーで見かけたカリフォルニア米を1袋ゲット。ガランとしたお米置き場に2袋だけ残っていたのである。この際、お米の国籍にまでとんじゃくする余裕は我が家にはない。何はともあれこれで何日かは暮らせる……と、ホッとしたところ。
 安心して毎日食べていける。それが平和と言うもんやと思うねんけど、近年の異常気象を前にして、食の安全も平和も危ういものになってんねんな。危ない危ない。

猛暑で良いことが一つだけあった。この暑さで種さえまけば、すぐに猫用の草が芽を出しぐんぐん伸びてくるのだ。