摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

野草を刈って春に備える

2020年10月15日 | 関西の四季

我が畠は荒れ放題。緊急事態宣言を良いことに、何ヶ月も家にこもっていたら、野草がはびこり放題。どこに何を植えていたのか、何もかももさっぱりわからんひどい状態になってしまった。見出し画像は公園のタマスダレ。結構ここも野草天国だけど、何処に何があるかは検討が付く状態。せめてこの程度の状態にしようと、10月14日ごろせっせと草刈りをした。

野草天国の主役を演じていたのはキツネノマゴ。至る所で繁殖していた。次いで野草の強さを誇るコスモス。ほったらかしでもしっかり野草と対抗して美しい花を咲かせていた。
キツネノマゴ 

イヌタデ、別名赤まんま。こいつも強いで。


チューリップを植えたけど植えた場所を忘れそう。また、野草の影に隠れてしまうかも。そこでメモ代わりに、植えた上ににパンジーとビオラを目印に置いた。4月になると下からチューリップがでてくるでえ。
 

野草刈りを本気で続けていると、遺跡発掘みたい(笑)ついに昔作った石の階段や境界線代わりにしていたレンガが出てきた。思い出した。つい何年か前まで。病気やケガをする以前。荒れ地をガーデニングの舞台にしようと頑張っていたのだ。自分を立て直し、少しづつ、コロナ騒動に負けずに、復活していこうと思ったら何となく充実してきた。ありがとう。生きがいを思い出させてくれた野草たちよ。


秋を探しに野外観察へ

2020年10月02日 | 関西の四季

ようやく元気を取り戻してきた。猛暑にやられていた爺さんが、秋風に誘われて久しぶりにウオーキングシューズを履いて外へ出た。

去年の秋以来久しぶりに見た水引。小さい赤いひもが鮮やか。

除草した後に顔を出したブタナ。キク科で見た目は美しい。根を張りすぎて他の植物を駆逐する。芝生を枯らしたりするので嫌われるらしい。豚に食わすからブタナというらしいで。
見出し画像にはブタナのアップした写真を使った。


同じく除草後の原っぱに顔を出した荒れ地ヌスビトハギ。アップするとハギの花の形からマメ科の植物とわかるよね。花を手に取ってじっくりと見て実は今回初めてハギがマメ科の植物だと知った。


秋の七草のコンビ。フジバカマと萩。日当たりを好む丈夫な植物。


彼岸花。日当たりと水はけの良いところが好きみたいやな。


日陰の暗い湿気のところが好きなホトトギス。


日当たりの良いところが好きなノウゼンカズラとコスモス

どの草花も自分にあった環境を見つけ出して懸命に生きていた。