今回の見出し画像はあこがれのニッコウキスゲ
【そうや白馬に行こう。まだ、体力のあるうちに】と。夏も終わりが近づく頃、やみくもに思い立ってん。
昔むかし、まだ北陸新幹線もなかった若いころ、当時の国鉄がシュプール号というスキー客専用の夜行列車を走らせていた。京阪神から白馬へ行くには、夜行バスやマイカー以外だとこれが便利で経済的やったなあ。
そんなわけで、今回はシュプール号と同じルートで白馬へ向かった。
金沢駅からは新幹線。自由席は前よりの1から4号車 ➡ 糸魚川で乗り換え ➡ 昔むかし乗った大糸線はこんな車両やったな。シュプール号とは少し違うけど…
実に懐かしい 今回乗ったディーゼルカーは何だかスマートな雰囲気だったけど ➡ 車窓から見える姫川は昔と同じ 旅情はあったけど新幹線使ったわりには遠い・高い・時間がかかってしんどい。
大阪からJR神城まで 約7時間半 およそ1万1200円(割引なしで)【
迂回ルートみたいな経路やった 「糸魚川ってどこやねん」 「白馬てどこの地名や」
そういう人のためにこのブログに地図を貼り付けようとしたんやが… これが難儀やってん
なぜかグーグルマップが貼り付けられなくなっていたのでgooの地図を四苦八苦して貼り付けた 使い勝手が違うので苦労したで。地図に白馬と糸魚川が入っていたらええねんけどな。うまく入っていなかったら地図をスクロールしておくれや…で。
せっかく山には行ったけど…登山とかは体力的に無理なので白山五竜高山植物園で高山植物などを手軽にめでることにしたんや。
写真はゴンドラ乗り場の麓のミソハギ(ミソハギ科)の群落
植物園では、一つひとつの主な植物に丁寧な標識が付けられていてほんまに助かったわ。ミソハギの中に女郎花(おみなえし)が咲いていたな。大雨の中ゴンドラに乗って山上の高山植物園を目指したよ。
ゴンドラを降りたところに親切にも貸し出し用の雨靴が並べられていたのに感激!
コマクサやヒマラヤの青いケシの標識にまず見入ったもんや。
残念ながらヒマラヤの青いケシは花期が終わっていた。
高山植物の女王コマクサ(ケマンソウ科)。花の形が馬の顔(うまづら)に似ているのでコマクサと名付けられたとか… ユーモラスなかっこうをした花やったな
オオバギボウシ ワレモコウ ヤナギラン
この地図の緑の部分が冬はゲレンデになるところやねん。
アルプス平ゲレンデはパウダースノーで眺望も良くてええゲレンデやで。緩斜面やしな。
ゴンドラを降りてオオバギボウシなどを見た後は 冬はアルプス平ゲレンデのスキーリフトになるリフトに乗って地蔵ケルンを目指した。リフト沿いに
エゾアジサイ ➡ 地蔵ケルン ➡ 地蔵沼 ➡ ヌマガヤの標識 ➡ どれがヌマガヤかは分からなかった
➡ マツムシソウの標識
カライトソウもシモツケソウも花期のピークは過ぎていて大群落がわが世を謳歌しているというわけにはいかななかった。けど可憐な姿にお眼にかかれて良かった。ハクサンフウロは可愛らしかった。
カライトソウ シモツケソウ ハクサンフウロ
マツムシソウ(マツムシソウ科) 最盛期できれいやったな
オカトラノオ これも元気があった
オカトラノオの標識 エーデルワイスの標識 白馬五竜池 ハクサンフウロ ハクサンフロその2 ネジバナ
ネジバナは条件が良ければ大阪でも見ることはできる…
うーん これがかの有名なエーデルワイス(キク科)か サウンドオブミュージックなんかではえらく持ち上げられていたよね どんなに素晴らしく気高い花かとイメージしてたんやけどな
白馬五竜池の標識 ➡
➡ シナノナデシコ標識 ➡ ダケカンバ標識 ➡ ダケカンバと白樺の違いの説明板 ➡スタンプラリー成功
シナノナデシコ(ナデシコ科)の群落 可憐な姿に逞しい性格 大雨の中みずみずしく美しかった
ダケカンバの木 焦熱地獄のような大阪に住んでいる者にとっては、白樺やダケカンバを見るだけで涼しくてええ気持ちや。
と大雨と分厚い雨雲・濃い霧に阻まれて、北アルプスの絶景は諦めた。信州名物・野沢菜を土産に…植物園と白馬をあとにした。
大糸線を南下。 神城 ➡ 松本➡ 中央線 ➡ 名古屋 ➡ 新幹線経由で帰阪した。
松本に出ると青空がのぞき、一気に気温が上がり、夏の陽気で白馬とは別世界やったな。
糸魚川まわりより早くて安い感じがした。早い・安い・楽ちんがええなあ。日も照ってるしなあ。
下の乗り換え案内と少し違う列車に乗った。「のぞみ」の代わりに「ひかり」とか、割引切符を使ったりとか でも約6時間 およそ1万500円(割引なしの場合) 乗換案内は目安になるということやな
【おとなび】とか【ジパングクラブ】を使うとおよそ3割引きになって さらにお得。近鉄特急を使う手もあるけど、大阪からは新幹線と在来線特急しなのを使った場合 特急券の乗り継ぎ割引があるから、お勧めは以下ようなルートやな。土産ばなしはまだまだあるけど今回はここまでにしとくわな。