摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

本格インドカレーを作りました

2016年02月25日 | 楽しく食べる

公民館のポスターにインド人か教えてくださる本格インドカレーの料理教室が出ていました。
サフランご飯もできるそうで…興味しんしん。 
 
この日、2月18日の料理教室の収穫はサフランの使い方の要領が少しわかったことです。
そもそもサフランって高いんだよね。
1グラムで640円。5グラムだと3000円。この瓶だったらいったい いくらするのん…むむむっ高級食料品やね。
ちなみに1グラムのサフラン(調味料)をつくるのに300輪の花が必要だそうです。

 

私がこの秋に咲かせたサフランは以下の通り。
写真のようにきれいな花が咲きました。この赤い花の芯がめしべの分化したもので…
これを乾燥保存して色素と香りを料理に活用するのです。
ただし…この秋咲かすことができたサフランはわずかに5輪だけ…
これではサフランを使った料理なんて…できないとあきらめていたんだよね…でも

 
でも心配ご無用でした。ごくわずか(ひとつまみ)のサフランを水に溶かせて約20分…あとはご飯に混ぜて炊き上げるだけで…ほーら美味しそうな黄色いサフランライスが出来上がり。



この日は講師のアナンド先生の仕入れてくださった本場インドのお米で炊きました。細長くって、ピラフか焼きめしみたいにさばさばした食感で…好みは人によすでしょうね。


食べきれなかった分は、ラップに包んで冷凍保存できるようおにぎり風にまとめました。
後日、家で混ぜご飯にしたら美味でした…うーん、香りも良かったね。


さて、カレーの方は…最初に玉ねぎを刻んで炒めるのは日本風カレーとさして変わりませんでしたが…
 
クミンとかユリアンダー(ウコン)とか黒胡椒とか…えらく たくさんのスパイスを入れました。公民館のスタッフの方がホワイトボードにメモってくれましたが…盛りだくさんなスパイスで覚えきれませんでしたが、とにもかくにも盛りだくさんのスパイスをどんどん入れて、インド大陸のように…でっかい鍋でどんどん加熱していきました…
アナンダ先生は結婚されていました。この指輪を見よっ…後で写真を見せていただいたらすっごい美女でした。 



豪快にチキンを入れてチキンカレーができます。


できあがりーっ。さあっ食べよう!
 
ただ今サフランの球根を肥育中です。
今年の収穫の秋には、我がお手製のサフランでサフランライスを作る予定です。 
そしてパエリアにもミラノ風リゾットにもサフランを活用して、レパートリーを広げたいです。


修験道の山伏が来ました

2016年02月12日 | 関西の四季

2月11日は例年、吹田に山伏がやってきます。
役行者や行基菩薩ゆかりの地。吹田の円満寺で行われた火祭りは迫力がありました。がん封じとぼけ封じを祈ってきました。役行者の開いた修験道とお大師さまの真言密教のおかげで今年も良い年になりそうです。
 
 

  ほら貝を吹く山伏



点火前の儀式です。木や葉は山の神から人びとへの贈り物として敬まわれます。


点火よーい


点火しました


この煙に包まれるとごりやくがあると言われます。煙に包まれる参拝の人びと。


煙に包まれながらお願いごと。家内安全。厄除け。がん封じとボケ封じ。交通安全エトセトラエトセトラ…まあーっお願いごとの多いこと。それが人間の可愛らしいところですが…
感謝の心も忘れないでおられるようで…敬虔な姿ですね。


護摩木を投入しています


護摩木を投入する山伏に早春の光がまぶしく光ります。

在り難い煙が立っています

修行を積んだ山伏さーん 来年も吹田に来てくださいね。