夕暮れが美しい季節になった。滋賀・京都に発した川の下流にある我が街にも鴨が戻ってきた。
(紅葉のまとめ)見出し写真は銀杏の紅葉。今年は銀杏とモミジバフウ、楓やドウダンつつじの紅葉がキレイだった。桜は何故か今年は、早く散りすぎてゆっくり鑑賞する間もなく散ってしまった。
(食に関するまとめ)日陰にひっそりと咲くのが好きなホトトギスの季節も終わるころ、サツマイモを掘り上げた。ベランダで3袋栽培したのがマッチ箱の横に映っているもの。大きいものでせいぜい手のひら大。手間をかけた割には小ぶりで量も少なかった。やっぱり畑で作ったのとでは圧倒的に差があるな。ほとんど手間をかけなかったのにバケツ2杯分(下部の写真)ほどとれて、味も良くて満足している。
秋ナスを大きめの植木鉢で栽培したところ、予想外にたくさん収穫できた。この夏はプランター栽培のナスとキュウリが大豊作だった。
(植物の生態について・教わったことなど)京都・栂ノ尾で見た忍(シノブ)。岩の上に、雨や霧の日に傍の木や家の軒から落ちて来た水分をこれでもか!とどん欲に吸い取る根がしっかり張っている。忍の育て方にも挑戦してみたいな。腹の足しにはならないが、日常の生活空間に緑があると目の保養になり生活にうるおいがあるものね。
京都・高尾の神護寺境内でたくさん見かけたサルオガセ。地衣類というか菌類と言うかそういったあたりが仲間らしいな。梅ゴケ同様に空気が澄んでいて霧や水蒸気の立ちこめるところが大好きらしいね。鹿に喰われて背が低くなった皐月の上にのしかかるようにして繁茂していた。
京都・栂ノ尾で見た先祖返りの一例。サザンカは今では赤いサザンカの方が多いけどもともとは白い花がご先祖様。
ケイトウもご先祖様はこのノゲイトウのように頭の垂れているのが多かったようだが、人間が手を加えてトサカケイトウや久留米ケイトウのように頭がシャンと立つようになったんだと、うかがいました。
ではまたね。いよいよ師走だね。