摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

桃の節句に恒例の散らし寿司

2024年03月15日 | 関西の四季

3月3日は桃の節句。おひな様の出番だよ。見出し写真は服部緑地の古民家集落博物館に鎮座ましますおひな様。我が家では爺さまの出番で、桃の節句には散らし寿司を作るのだ。端午の節句には巻き寿司。真夏の猛暑日にはゴーヤチャンプル、真冬にはシチューかポトフ。爺さまのメニューはほぼ固定的だけど、ヨボヨボ爺さまでもやることが決まっているため、居場所があるようで嬉しいような気もする。
 チェック模様のボロボロのノートは私の自家製料理メモ。記憶力がさっぱり無くなったので何をするにも、醬油の浸みたこのノートに朝から首っ引きでいる。左の『ごはん全百科』は,いにしえは平成初めごろのグラビアブック風虎の巻で、自家製のノートではおぼつかない時、これを頼りにしている。
① 先ずはご飯をたっぷり5カップ炊いて、良く冷ましながら合わせ酢を合わせた。
  

② 高野豆腐、干し椎茸、人参、油揚げ、竹輪、レンコンなどを細かく切り、テキトーに作った煮汁でじっくり炊き上げる。
➡ ③しるけを良く切って冷ましてからすし飯と混ぜ合わせた。
➡ ④お好みでデンブ、菜の花菜、錦糸卵、紅ショウガ,鮭のルイベなどをトッピングして出来上がり。どうぞ召し上がれ。
 

今回はたくさん作ったので一日目の夕食 ➡ 二日目の朝食 ➡ お弁当にお寿司 希望者の私は 二日目の夕食 ➡ 三日目の朝食 と都合五回連続で散らし寿司を食べた。
カレーライスや煮物、焚き物など二回も三回も同じものが続くと飽いてくるよね。けれども、不思議なことに散らし寿司は何回食べても飽きなかった。この次も、我が家の炊飯器の限度一杯5カップでチラシを作ろうかな。
新暦三月三日ごろは桃が見頃になるにはまだ春が浅く、梅が見頃なんだよね。服部緑地の梅がこんもりとした花の森を作り、はっ吐息を呑ませる美しさだった。腕の確かな職人が見事に剪定していた。弟子入りして剪定のコツを学びたいと思ったほどやな。