見出し写真はタイムカプセルの木。タイムカプセルの木については後で説明するわな。
この日の交通手段は大阪モノレール。集合場所のモノレール千里中央駅構内にはブックコーナーや小粋な喫茶店。万博記念公園駅には駅ピアノやちょっとした美術作品が置かれていたりして、駅構内にゆとりとお洒落な雰囲気があって、泥臭い日常を離れ何だか浮き浮きした気分になった。
作品名「無題」 (分岐器) 杉の雄花かな
今回の驚きの新発見は電車のポイント切り替えに当たるモノレールの分岐器の動きについて。
モノレールを見るたびに不思議に思っていたんや。あのでっかいレールでフツーの電車の線路のようにポイント(分岐器)の切り替えなんてできるのだろうかと。今回、駅の案内に従って駅の窓から外を見たら、モノレールの分岐器が実際に動いているところをを見ることが出来たので、長年の謎が一気に解けて感動した。
🔹https://youtu.be/WM7XqFJv7Lc?t=359 その他。
アメリカトネリコの大木があった。樹皮がコルクのようで美しい。丈夫でしっかりした木なのでステッキなどに使われていたらしい。その隣はハクショウ(白松)の幹。こちらは中国原産。幹の樹皮に特徴がある。
また日本原産のアカマツやクロマツは一組が2枚葉だけどハクショウは三枚葉。ピントが甘いけど判るかな。高野山にも一組3枚葉の松があった。高野山ではお大師様が高野山を聖地と定めた故事にちなんでハクショウを三鈷(さんこ)の松と呼んで神聖視している。長寿の象徴でもあるらしいな。ハクショウの幹はマツではなくて何だかカゴノキかケヤキみたいやったな。
ついでアメリカ原産のラクウショウの大木。何年か前の6月ごろ伊丹緑道近くののたんたん小道のせせらぎの中にたくさんの気根が顔を出していたのを思い出した。ただし今回の万博公園では水溜りがすっかり干上がっていた。
大阪で亡くなった芭蕉がちょうど寒の今頃詠んだ生前最後の句。春には緑したたる野も当時もすっかり枯れて乾燥しきっていたことやろな。
さて、国立民族学博物館近くのタイムカプセルの木のことや
標識の写真の字をテキストに変換する機能(OCR)を使ったらこんな字が出てきたで。
語り継ぐ「タイム・カプセルの木」です。
「タイム・カプセル」は、日本万国博「松下館」に展示きれました。人類の平和と繁栄を願い、5000年後に現代文明を伝えるため、自然科学、社会、芸術などの分野から選んだ2098点の物品が入。ています。カプセルは2基制作され、1基は5000年後の西暦6970年に開封、もう1基は西暦2000年に第1回の開封を行い、以後100年ごとに開封することとし、万国博終了後、大阪城天守閣前の地下に埋設され、長い眠りにつきました。
2000年に最初の開封をし収納物の点検を行った際、カプセルからマツやヒノキの種子を取り出し、専門機関で試験栽培したところ、みごとに芽を出し育ってきました。30年を地中で過ごした種子が育つことは驚異の出来事であり、生命の大切さや環境を守る大切さを教えてくれるようです。そこで、アカマツの木3本を選び、日本万国博記念協会の協力を得て、思い出の地・ここ千里に記念植樹することといたしました。
「タイム・カプセル」の次回開封は西暦2100年です。その時、このアカマツの木が大きく育ち、緑豊かな姿を次の世代の人たちに披露してくれることを願ってやみません。 とね。ワンノートで写真を読み込んでからテキストを取り出したんや。