摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

万博記念公園・国立民俗学博物館へ至る道

2022年01月19日 | 関西の四季
1月の第一木曜日は万博公園に行った。
見出し写真はタイムカプセルの木。タイムカプセルの木については後で説明するわな。
この日の交通手段は大阪モノレール。集合場所のモノレール千里中央駅構内にはブックコーナーや小粋な喫茶店。万博記念公園駅には駅ピアノやちょっとした美術作品が置かれていたりして、駅構内にゆとりとお洒落な雰囲気があって、泥臭い日常を離れ何だか浮き浮きした気分になった。
作品名「無題」    (分岐器)  杉の雄花かな
    
今回の驚きの新発見は電車のポイント切り替えに当たるモノレールの分岐器の動きについて。
モノレールを見るたびに不思議に思っていたんや。あのでっかいレールでフツーの電車の線路のようにポイント(分岐器)の切り替えなんてできるのだろうかと。今回、駅の案内に従って駅の窓から外を見たら、モノレールの分岐器が実際に動いているところをを見ることが出来たので、長年の謎が一気に解けて感動した。
家に帰ってからYouTubeを見たら、俺と同じ鉄道お宅らしい何人かの人が動画をアップしていでますます興味津々になった。
🔶大阪モノレール#分岐で検索したらでてくるで。
🔹https://youtu.be/WM7XqFJv7Lc?t=359 その他。
万博記念公園駅構内に入ればこんな面白いものがライブで無料で見られるねんで。     
自然文化園を入ると太陽の塔の東、エキスポ70パビリオンの南に「世界の森」がある。
アメリカトネリコの大木があった。樹皮がコルクのようで美しい。丈夫でしっかりした木なのでステッキなどに使われていたらしい。その隣はハクショウ(白松)の幹。こちらは中国原産。幹の樹皮に特徴がある。
   
また日本原産のアカマツやクロマツは一組が2枚葉だけどハクショウは三枚葉。ピントが甘いけど判るかな。高野山にも一組3枚葉の松があった。高野山ではお大師様が高野山を聖地と定めた故事にちなんでハクショウを三鈷(さんこ)の松と呼んで神聖視している。長寿の象徴でもあるらしいな。ハクショウの幹はマツではなくて何だかカゴノキかケヤキみたいやったな。
コノテガシワは中国北部原産。大木となるが我が国では小さく育てて庭木として鑑賞する種のセンジュ(千手)が広く愛されているので、大木のコノテガシワを見ると別の木見たいな印象がある。
 

ついでアメリカ原産のラクウショウの大木。何年か前の6月ごろ伊丹緑道近くののたんたん小道のせせらぎの中にたくさんの気根が顔を出していたのを思い出した。ただし今回の万博公園では水溜りがすっかり干上がっていた。
「旅に病んで夢は枯野を駆け巡る」
大阪で亡くなった芭蕉がちょうど寒の今頃詠んだ生前最後の句。春には緑したたる野も当時もすっかり枯れて乾燥しきっていたことやろな。
  

さて、国立民族学博物館近くのタイムカプセルの木のことや

標識の写真の字をテキストに変換する機能(OCR)を使ったらこんな字が出てきたで。
 語り継ぐ「タイム・カプセルの木」です。

「タイム・カプセル」は、日本万国博「松下館」に展示きれました。人類の平和と繁栄を願い、5000年後に現代文明を伝えるため、自然科学、社会、芸術などの分野から選んだ2098点の物品が入。ています。カプセルは2基制作され、1基は5000年後の西暦6970年に開封、もう1基は西暦2000年に第1回の開封を行い、以後100年ごとに開封することとし、万国博終了後、大阪城天守閣前の地下に埋設され、長い眠りにつきました。

2000年に最初の開封をし収納物の点検を行った際、カプセルからマツやヒノキの種子を取り出し、専門機関で試験栽培したところ、みごとに芽を出し育ってきました。30年を地中で過ごした種子が育つことは驚異の出来事であり、生命の大切さや環境を守る大切さを教えてくれるようです。そこで、アカマツの木3本を選び、日本万国博記念協会の協力を得て、思い出の地・ここ千里に記念植樹することといたしました。

「タイム・カプセル」の次回開封は西暦2100年です。その時、このアカマツの木が大きく育ち、緑豊かな姿を次の世代の人たちに披露してくれることを願ってやみません。 とね。ワンノートで写真を読み込んでからテキストを取り出したんや。




























 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
検索をクリア
戻る
 
<canvas id="" class="fGpujc-scene-UzWXSb widget-scene-canvas" tabindex="-1" width="1025" height="640"></canvas>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<button class="Yr7JMd-pane-ornU0b-LgbsSe noprint" aria-label="サイドパネルを折りたたむ"></button>
 
 

世界の森

<button class="P9uzfd-titlecard-settings noprint" aria-label="メニュー"></button>
 
写真 - 3月 2013
 
 
<button class="rCKbkd-HiaYvf-header-TvD9Pc OFhamd-LgbsSe-white" aria-label="閉じる"></button>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<button class="GaSlwc-uhFGfc-WsjYwc-HiaYvf" aria-label="ストリートビュー"></button>
 
 
<button class="nGhxh-tv6Bve GaSlwc-uhFGfc-WsjYwc-zfKixb-UacCoe" aria-label="34.808668, 135.536343"></button>
<button class="GaSlwc-uhFGfc-WsjYwc-T3iPGc" aria-label="ルート"></button><button class="GaSlwc-uhFGfc-WsjYwc-TvD9Pc" aria-label="閉じる"></button>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
検索をクリア
戻る
 

あけましておめでとうございます

2022年01月04日 | 日記の補足

わくわくパソコンの皆さまはじめこのブログを見てくださる皆さまへ
感謝の気持ちを込めて新年のご挨拶を申し上げます

ブログの冒頭は私からの年賀状
見出し画像は雪の中のワビスケ
雪が新年のすがすがしさを感じさせますが近ごろのわが街ではほとんど見かけません。わが町はアメリカでいえばカリフォルニア。ヨーロッパでいえばイタリア。冬日和の日だまりを楽しんでいます。

作成者の言い訳
旧年中までに撮り貯めた写真のうちから摂津の国と神崎川に縁のあるものを取り出して『大阪はええとこやで』とPRすることを今年のテーマにしました。そうなると雪の中のワビスケや大きくなった紫陽花は近江の国に縁のあるものなので、気にいった写真でしたが年賀状からはカットしました。
花桃と桜の区別がつきにくくて、年賀状に「我が家のご近所」と紹介した花桃はもしかしたら公園の染井吉野だったかもしれません。梅、桃、花桃、桜をどうやって見分けるかは来たるべき春の宿題にしようと今から心づもりしています。

凛とした姿の寒椿           陽春の兆しの桃
 

 ビルの谷間に思い思いの
(赤と白が同じ枝に)花桃      染井吉野かも知れないね
 

緊急事態宣言下よく咲いた紫陽花  真夏に大雨を降らせた雷雲
 

大阪は夕陽のキレイな街やで

都会は夕暮れ時が味があっていいと思いますねん。真昼はバタバタと落ち着かないし夜はけばけばしいしな。
本年が味わい深い良い年であることを祈って、ささやかでも味のあるブログを作ることを目指します。よろしくお願い致します。