摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

アルプスの歓声とヒマワリの夏が去った

2017年08月25日 | 関西の四季

8月20日猛暑日。このところ熱帯夜が明けると猛暑日、ちょと手加減してもらって真夏日でホッとするという大阪の夏が続いています。ただし高校野球も大詰め近い準々決勝があり、暦の上では確実に秋。道端に猫のしっぽが揺れはじめ、万博記念公園の「ひまわりフェスタ」もこの日が最終日。昨夏は信州へ行って高山植物を愛(め)でながら涼んだのですが…この夏はギラギラした大阪の夏のヒマワリを【夏の想い出に】眼に焼き付けておこうと決心して、出かけました。公園の中なら…どんなに暑いところでも、甲子園の三塁側アルプスで西日を浴びるのに比べれば極楽ですよね。
見出し写真はひまわりフェスタのフィナーレを告げるチラシと年金生活者にとっては大枚250円の入場券。
平素は万博公園を身近に感じていますが、ここは観光地なんですよ。記念写真を撮る人がいたりして平和な夏の一日でした。

さて、ひまわりフェスタの会場はチューリップの花園でした。春はチューリップが咲いていたんでしょうか➡ あったあった!➡ 直立不動のヒマワリがあった!➡ アップでもう1枚
   

もうウロコ雲が空に ☚旧式コンデジで地面にかがんで…苦労して撮った1枚です。

望遠でベストショットを狙う人➡ カップルで逍遥する人➡ 大勢の人が広大なヒマワリ畠で夏を惜しんでいました➡ モネやマティス、ゴッホといった品種も…画家のイメージと花がマッチしてなかなか良かったです…
   

先ずはモネ ほんま!モネのイメージなんです

モネの標識とモネのヒマワリの行列 ➡ ゴッホの標識とゴッホのヒマワリ ゴッホのひまわりはあまりにも有名で、あまりにもたくさんあって…ここではただ感心するばかりでした。
   

マティスの標識とヒマワリ…おぼろげに知っているマティスの画のイメージとこの花が私にはピッタリ合いました…ムムム…これまた脱帽です ➡ ロシアといえばソフィア・ローレンとマストロヤンニの映画「ひまわり」…映画音楽で知っているだけだけど…広大なヒマワリ畠が戦場になったことがあるんですよね。残念ながら「ロシア」はもう時季外れでした➡ 7月中旬から遅くとも8月上旬までが旬で、旬の時期が意外と短いのですが…咲き誇る姿を見上げたとき【おーすごいっ】夏の盛りを体感した記憶があります。
    

この日のヒマワリのコラージュをKizoaで作ってみました。
コラージュを作るソフトはいろいろあるけれど今のところ私にはKizoaが一番使い勝手がいいです。


ついで、ルピナスガーデン 世界の森 ➡ 平和のバラ園➡ 夏の花八景と欲深く自然文化園の中を歩き廻りましたこの日久しぶりに歩いて1万歩。

センニチコウ➡ ジニア➡ 【ジニアって百日草のことでダリア咲きのこの種類が最もポピュラーな品種だとは…】このブログを書くために自然文化園の標識を見たりネットで調べたりして初めて知ったことです。70近い爺さんの手習いで、学習した後はひたすら歩いて➡ 自然文化園北端の平和のバラ園へ ➡ 太陽の塔のお尻と日本一高い(何が?)大阪大観覧車を遥かに望みます。【OSAKA WHEEL(オオサカホイール)というのだそうです1000円以上!いるねんで値打ちはあるらしいけれど…高値の花(おっと高嶺の花)】
    

コンデジで撮ったミニパノラマ写真

オフシーズンのため草ぼうぼうのバラ園の中で健闘するマリアカラス


さて、つぎは自然文化園の南東端にある夏の花八景へ
    

秋の七草の一つオミナエシがもう咲いていました。

ススキとかパンパスグラスも咲いて…植物の世界ではもう確実に秋です ➡左から順に、月桂樹 ➡ 帰途、世界の森で見たマロニエの木と菩提樹
   

帰省シーズンの大渋滞がウソのような中国自動車道 ふるさとを目指した皆さん暑い中をご苦労様でした 次の夏まで達者でいてくださいねm(__)m


投稿
 8月24日 追加修正➡ 8月25日 

編集後記 ブログをアップするにあたり、今回はセンニチコウ、ジニア(百日草)の名を覚えることができ嬉しいことでした。また、ヒマワリといえばロシアしか知らなかったのがマティス、モネ、ゴッホなどの画家のイメージにピッタリの品種が開発されていたことを知り感銘を受けました。


猛暑日の白昼夢

2017年08月04日 | 関西の四季

大阪は連日のような猛暑日で地獄の釜の中のような暑さです。
見出し写真は近年大阪で猛威を振るうクマゼミ。これってやや亜熱帯っぽい西日本を中心に生息するセミという説がありますよね。昔なつかしいミンミンゼミアブラゼミもとんとお目にかかりません。近くの公園でもセミの鳴き声と言えば  専らシャーシャーシャーとやかましいクマゼミの声ばかりです。

我が家の老犬は昼も夜も寝ているのでセミの声も気にならない様子です…
西瓜を食べるときはたまにのっそりと起きてきますが…ほぼ毎日一日中このスタイルで寝ているんだよね。このブログを書いている爺ちゃん(私)もあまり変わらない状態なので…  愛犬の老いていく姿を見るのって結構つらいものがあるんだよね。目の不自由になった犬と一緒に散歩しながら…【私とこの犬とどちらが先に】【あの世に行くことになるのかな】なんて…今は亡き母が言っていたのと同じことをふと思ったりしてね…【あかんあかん…しっかり看取ってやるのが飼い主の努めなんや】
美味しい西瓜やブドウ、夏野菜をたっぷり食べて  この猛暑を生き延びなくっちゃ


アベノミクスでどんどん物価が上がる中で、私のような年金生活者は気弱になったとたん  お浄土から(いや、焦熱地獄かも…)お迎えが来たら二つ返事でありがとうと返事をしたりして…危ない危ない【ほんまに御だ仏しそうやで】
そんな訳で今回はベランダや僅かな空間で生き延びている夏野菜や夏の花のたくましい姿からに元気をいただいてよみがえることにします。
左からベランダのブーゲンビリア・丈夫で長持ち➡ フェンスを伝うゴーヤ・ビタミンたっぷり➡ 猫の額でできたトウモロコシ・土壌改良に最適➡ 鉢植えのシシトウ・辛いところがgood➡ ベランダのバジル・トマトとの相性抜群 みんな低価格で種や苗を仕入れることができて、ローメンテナンスでも育つ良い子たちです。
      


今年のヒット作は鷹の爪  種から育てることに成功種から育てたら発芽したときの感動が忘れられません。おまけに安くつくし、この夏豊作になりそう
 

左下の鉢植えは種を通販で入手したジャーマンカモミール。ハーブの一種でリンゴの薫りがし、近くの野菜にアブラムシがつくのを身をもって防いでくれるコンパニオンプランツになるうえハーブティーにもできるらしいで→その隣ははこれも世話いらず(ローメンテナンス)の青じそ➡ 熱帯原産のオクラ 真夏が大好きな強ーいやつです。花もきれいだし実は食べたら精がつくし、ええ奴やなオクラの白い花の写真は「フォト蔵」より 赤い花はいつか私が西宮の植物園で見た熱帯原産のオクラ

     

喰われるのを待っているわがベランダのオクラ

8月3日投稿 → 8月4日一部追加修正