今年の梅雨入りは6月26日ごろやったな。自分の知る限りでは今年が今までで最も遅い梅雨入りの新記録や。それから後の大阪は、時々思い出したように突然降る集中豪雨と蒸し蒸しする曇り空が交代ごうたい(かわりばんこ)にやって来るで。天気予報も自分のカンピュータも当てにでけへん。油断して傘なしで家を出たら、ザーッと降られて、あっという間にずぶ濡れに何回もなってたがな。
そんな梅雨の晴れ間に箕面の滝まで行ってきたで。
箕面の滝は水量豊富やったで
ユーチューブの音楽にもしゃれたのがあるもんやな
箕面川はやがて猪名川と合流して大阪湾に注ぎ込む。猪名川って渇水、水不足ゆうイメージがあったけど今年は大丈夫そうやね。
この日、印象に残った樹木 をフォトチャンネルにした。
続く動画は主に箕面の森の中で印象に残った草が中心やけど、シナノキ科のボダイジュは惨憺たる倒木と対比させるつもりでアップさせてもらった。
台風の跡でも仏縁あるおかげか菩提樹の木はしっかり残っていた。日本のお寺にある菩提樹の多くはシナノキ科のボダイジュ。中国から臨済宗の僧栄西が持ち帰ったものらしい。 インドでお釈迦様が木の下で悟りを開いたという菩提樹とは少し違う。ヨーロッパのリンデンバウム、菩提樹とも少し違う。わがシナノキ科の中国伝来の菩提樹は葉がハート型をしていると斎藤先生に教えていただいた。実はその時、どれが菩提樹の木か判らなかったので 以下の動画の中の菩提樹の写真は一木会のHPから借用したのでここでありがとうと言わせてもらうわな。感謝を込めて
台風の傷跡残る箕面の森
コウヤボウキがどれか改めて判ったことが今回の大きな喜びやったな感動
この卵型をした葉が1年目の葉、弦みたいに頼りない茎についているやろ。2年目の葉は細いやつ。
補足:その後ウィキペヂアとか様々なHPでみたら、コウヤボウキはキク科の落葉低木とあったな。3年目の枝は枯れてしまって葉は付かへんけど、1年目と2年目の枝はしっかり残って、葉を付けているから…ということなんかな。けどコウヤボウキの場合、3年目の枝は目元から枯れるねんから、草の仲間なんやろな。2年目の枝の上に3年目の枝が出て、次々とこれが成長・肥大するならば大きな顔をして木とゆうてもええやろけどな。
これは、森林ウオーキングから帰って齊藤先生の書かれた「さいとうさんの自然観察の話の種1」(文教出版刊齊藤侊三著)の74ページコウヤボウキは木か草か?を改めて読んで教えられたこと。
お大師様の教えにより、高野山には竹や果樹を植えたらアカンことになったから、コウヤボウキで箒を作ったとの言い伝えがあると言われているね。いろいろと考えさせてくれる植物やなあ。
勉強になったでエ。感謝 <m(__)m>
ことのついでに、同じく箕面の森で見たこの写真のアカソはイラクサ科の多年草。 湿気の多いところに良く繁殖していると思うね。 よく似たものにコアカソがあるらしいがそれは同じイラクサ科でも落葉小低木らしいデ。難しくてこんがらがって来たので、これ以上の深入りは止めるわな。
とある用事が出来て石川県に行き、折角だからと雪の兼六園を訪ねてきた。
見出し写真はドンジャラ。前夜は孫とドンジャラをして遊んだ。
3戦全敗。次回までに、みっちりルールを覚えよう。腕を上げて雪辱を期すのだ。
さて、大阪では1月終わりの我が家付近の白梅がしっかり咲き始めていた。
一方、兼六園前の石川門やことじ灯篭付近の足もとは前日までの雨が凍結してツルツルしていた。
遥かなる北国の金沢では只々風雪と氷があるのみだろうと恐るおそる出かけたんや。
雨と雪が交互に降るようなこの土地では雪吊りがないとほとんどすべての木が雪害にあうやろな。
これが兼六園の風物詩。
根上げ松というのもあった。消費税の値上げではなくて根が地表に出ている意の値上げ松。さすが北国、針葉樹しかないのかなと思いきや…
意外に早く梅が咲いていたのにびっくり
時雨亭で庭と掛け軸を愛でながらお茶をいただいた。
この椿がさり気なく活けられ、いかしていたね。
庭からみる園内を流れる曲水。時雨亭近くにあった松の傷跡。松脂(まつやに)を取って軍用航空機の燃料に使おうとしたらしい。戦争は遥かな昔のことと思いがちだけど、風流で落ち着いた名園にもまだ痕跡をとどめている。
このような狂気は今でも身近にあるもんな。くわばらくわばら。
今回しっかり見たかったのはこの唐崎の松だ。珍しく晴れた空に天高く雪吊りがそびえて…誠に良い日よりに恵まれた一日だった。
ムービーメーカーを使ってミニ動画を作った。時どき作らないと忘れてしまうからな。
今回の兼六園では①雪吊り松と ②ことじ灯篭 ③咲き始めの梅を見て 庭を見ながらお茶をいっぷく出来たら十分幸せと思ってたから 噴水まで楽しめたことは思わぬ喜びであった。
名園を見たあとは、石川文学館、五木寛之文庫を訪れて文学の香りを楽しんだ。風雪の厳しい日にはここに一日こもって、本やDVDを見て時間を忘れてみたいなと…再訪を誓って北国を後にした。
豪華なミニ旅行を楽しめて生きていることに感謝
9月25日、公民館の「街歩き 」に参加しました
川端康成記念館と伏見屋工場見学
見出し写真はJRのガードをくぐったところにあるの伏見屋アウトレット店。
幟(のぼり)にあるようにここの太巻きは大変美味しいです
さて、当日は阪急茨木市駅を降りてからウォーキング開始→買い物客でにぎわう茨木阪急本通り商店街を通ると茨木神社に突き当たり、まもなく茨木川跡の緑地帯を歩きました。
商店街も緑地帯も吹田市とは一味違って心身ともにリフレッシュされて良かったです。下の地図では伏見屋まで徒歩20分1.6kmとありますが…これは脇目も振らずにただひたすら歩いた場合のことで、秋を愛でながら歩いた私たちにはもっと時間がかかりました。途中で川端康成記念館にも寄ったりしましたからね。それにしても茨木川の廃川跡を緑地帯にした茨木市は見識があります。こんなひと工夫によって街に落ち着きと風格が出てくるもんね。用水路や運河をドンドン地下のトンネルに変貌させ地上部分は高速道路や幹線道路にいつのまにやら早変わり…と、言うのが流行りのようですけどね。
阪急吹田駅から一行19人で乗り込みました→ 「大豆の味がするおとうふ」ののぼりがあってほんまに大豆の味と香りがしました→ 伏見屋のスタッフの方にごあいさつ→ 工場見学の前に、先ずはDVDでお豆腐の作られる様子を予習しました→ 豊富な品ぞろえの商品、ありとあらゆるものが大豆、豆腐で作られていました。どれも美味しそう
このコラージュはキゾアで作りました。キゾアのコラージュにはアニメーションの機能もあったはずですが、うまく使いこなせていません。画像は動いていませんが…雰囲気は出ていませんか?
お豆腐やオカラ、厚揚げ、お豆腐でできたスイーツなど…どれもおいしそうでついつい財布のひもが緩んだため帰りの荷物は…予算も重量もオーバー気味やったで。参加者の皆さん、荷物が少し重そうです。
今年の大阪は桜がおそかったですね。おかげさまでじっくり花を楽しむことができました。それは良かったのですが、染井吉野が4月上旬小学校の入学式のころでもまだまだ悠々と咲いていたので、八重桜も開花時期や満開の時期が遅れるでしょう、なんて思い込んでいたのですが、これが飛んだ思い違いでした。なぜか大阪造幣局の桜の通り抜けはさっさと終わってしまい、今年もタイミングを外してしまい、観に行くことができませんでした。
見出し画像はご近所の堤防上の老いたる桜木満開の姿。 下町っぽい雰囲気の中で大企業様の関電の電線に気兼ねしながらも見事に咲き誇っているでしょう。これが4月13日でした。
同じ日に町内のハナモモも咲きだして、見ごろになりました。
4月21日下の写真の高浜神社の八重桜がほぼ満開になったのは染井吉野の1週間から10日後でしたから、ご近所どうしの開花時期はほぼ予想どおりでした。考えてみるとすぐ近くとはいえヒートアイランドで気温高めの大阪市内と吹田市では相当に気候が違うということなんでしょうね。
八重桜が咲いたら種まきとか苗の植え替えとか、趣味の園芸が忙しくなる時期です。農耕の指標になる植物はそれだけ長く人びとに愛されてきたということですよね。
八重桜も良いものですね。染井吉野もいいですが、少しの雨や風にあっさりと散らないところがしぶとくてよろしい。この八重桜はご近所の堤防沿いの建物の外構(がいこう)に咲いていました。
チューリップの季節とも重なっていよいよ春らしいです。
春の花が桜やチューリップなら春の魚は高級魚の鯛。春らしく縁起の良い鯛をたらふく食べて1年の豊作を祈ります。時間はあるけどおカネの少々不自由な年金生活者の私は、鯛のお刺身や切り身はご辞退申し上げタイのアラを買ってきます。それでもさすがはお鯛さま。大枚1パック298円ですが。おひとり様にお頭(かしら)お一つでたっぷり食べられますよ。このボリュームは立派なものです。
先ずTV番組で教わった通りに湯通ししてうろこを取ってから、たっぷりのゴボウと酒、みりん、醬油と共にぐつぐつと煮ます。このあたりはNHKの今日の料理を参考にしました。クックパッドでは生姜を入れてたけどね。次の皿の上は湯通しした直後のお鯛さん。右の鍋は浅めの調味料の汁に入れたお鯛さんを煮ているところ…
あー美味しかった幸せな気分になりました。
鯛がぐつぐつと煮える様子を動画に撮りました。【コラーゲンたっぷりの鯛はもちろん旨かったんやけど、コラーゲンのしみたゴボウもうまかったでえ…】