摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

南吹田駅のことなど

2019年06月30日 | 日記

今回はごくごく身近なことを題材にするわな。
大阪の下町がすみずみまで開発されていく有様をレポート。
見出し写真はJR南吹田駅に掲示されていた大阪ひがし線の路線図。赤い大阪環状線のひがし側に深緑色のF路線があるやろ。新大阪から放出(はなてん)を通って八尾の久宝寺(きゅうほうじ)まで行くねん。この南吹田駅が今年の3月26日に開業して、奈良へ行くのが気持ちぶん安くて速くなったというわけや。この駅ができるまでは、この辺りは、倉庫や空き地の目立つ、どこへ出かけて行くのにも少し不便な、テキサスヒットゾーンみたいな感じのするところやったんやが  都市計画道路も通り、バス路線も通りこれからは変わっていくやろな。ええことなんかどうかは今のところは判らんけどな。



電車の本数も不便を感じさせない多さやで。


新大阪駅方面を望む 線路だけ見たら、なんや知らんけど新幹線みたいな雰囲気やな。
 

4月に初めてこの電車に乗って奈良へ行ったで。開業まもない新路線やのに意外と繁盛してたな。新大阪行はちょっとした通勤ラッシュやったな。

 
町内会の中にもバス路線が通るようになって、子どもの頃野球や相撲を取って遊んでいた空き地や路地裏はどんどん後退していく   今ではもうほとんどあれへんけどな
60年前は裁判所の敷地に忍び込んで、大人の目を盗んで野球や鬼ごっこをやっていたけど…今では到底忍び込まれへんな。今のバス路線は相撲を取ったり、自転車の練習したり、缶蹴りしたりする子どもの聖地やったけど 今そんなことしたら、命がなんぼあっても足らんわなあ


 


万葉の里を古代のロマンや明治の昔をしのびながら歩いたで

2019年06月24日 | 関西の四季

見出し写真はザクロ。子どもを取って喰う恐ろしい鬼子母神の魔障を払うとされた。ありがたい果実 自信はないけど…魔がさして子どもを喰いたくなったときに代わりにザクロを食べたらしいな、鬼子母神が子どもを取って喰わなくなったのは、お釈迦様に諭されて改心したからやというで。悪行を重ねた鬼子母神も、仏さまのおかげで今では、安産や子どもを守る神として信仰されているねん。

この日スマホで撮った33枚の写真でフォトチャンネルを作った。フォトチャンネルにはBGMが付かないのかなあ。レクイエム風の音楽を付けたいんやけどな。
万葉の里を古代のロマンや明治の昔をしのびながら歩いたで

 
この地図上の☆印のところがかつての内山永久寺の大伽藍の在ったところらしいな。
芭蕉の句碑もあったで うち山や とざましらずの 花ざかり  松尾芭蕉
もうちょっと行ったところには 僧正遍照の歌碑(古今和歌集)が
          さとはあれて 人はふりにし やどなれや 庭もまがきも 秋ののらなる   僧正遍照
句も和歌もいずれもまだ内山永久寺の大伽藍が健在で、いわば肩で風を切っていたころに詠まれたものであるはずなのに 今日の零落ぶりを予言したかのような響きがあるのはなんでやろうな。芭蕉は排他的で権高な印象を与える真言号密教を揶揄しているようやし、僧正遍照のこの歌は「やんごとなきお方」に気を使いすぎる(忖度する)お坊さんの卑屈さが感じられへんか?
「おごれるものも久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛(たけ)きものもついには滅びぬ…」
忖度(そんたく)坊主どももついには滅びぬ  おっと、何の話をしていたのだっけ


ところで、フォトチャンネルに入っていた写真やけど、遠景の常でどれが二上山か判りにくかったと思うので、文字入り写真を作ったで。

字を入れても格安スマホの写真やとわかりにくいな。プロの写真を紹介しようか。
下の二上山の写真は奈良県のHPから二上山が景観出来る千股池湖畔(奈良県景観資産http://www.pref.nara.jp/27374.htm)からのもの)  これやと 二上山という名前のいわれも一目瞭然やな

この写真にアクセスするには奈良県公式HP【http://www.pref.nara.jp/】 からへというのが奈良県からのご案内です


インド古典音楽のコンサートを開催予定

2019年06月04日 | 日記

毎年6月ごろ、世界各地の音楽を鑑賞し、世界各地の文化や歴史に対する理解を深めるためのコンサートを、私の住んでる街では行っている。去年(2018年度)はジャズと公民権運動。その前はシャンソン。二胡とか津軽三味線とかをしたこともある。
今年はインドの古代音楽。インド古代の神々をたたえる音楽ではあるが、イスラム文化の影響もうけているらしいね。
インド伝統の弦楽器シタールを演奏する南沢靖浩さん。何度もインドで学び世界的に活躍されている。
 

インド伝統の打楽器タブラを演奏するグレン・ニービスさん
インド、オーストラリアをはじめ、ヨーロッパ各地など世界各地で活躍されている。


インド古代音楽の醸し出す幻想的な雰囲気を楽しみにしてね。

ヨガって床の上でするよね。当日は会場のレイアウトもいつもと少し趣きを変えているので、お楽しみに。もちろん椅子席も用意しているからご安心を。

PR用の動画を作ってアップしたよ。シタールの音色が中々ええやろ。

では、6月22日(土)午後1時半から3時過ぎまで。吹六公民館へ、皆さま、お誘い合わせの上おいでください。