今日、2024年2月15日は旧暦でいえば、1月7日。まだ松の内。そんなわけでやっと2024年のカレンダーが出来た今、「お正月には何とか間に合った」と苦しい言い訳をしている。
見出し画像は異常に暖かい今日の天気図。ヤフーからお借りしたこの天気図のどこにも西高東低の気圧配置なんて無い。近畿のスキー場には雨がふっていることだろう。
短い冬の名残りを惜しんで、カレンダーにスキーのイラストを入れた。スキー少年を入れると、次にはカッコよく斜面を滑らせたくなって、コラージュを分割する線を斜めにした。どう?動きのある感じがするやろ?
斜めに分割したコラージュを入れるとテキストがスッキリ入らない。テキストは水平の方が入りやすいもんな。縦横垂直にコラージュを入れると、テキストとの馴染みが良くなった。その代わりにスキー少年の躍動感が犠牲になった。まあ、仕方がない。今年はこの辺りで辛抱して、時と場合に応じてカレンダーを使い分けることにするか。
ついでに言うと、植物類の動向や趣味の園芸に関心のある身としては、旧暦(太陰太陽暦)の方が何となく身体にしっくり来る感じがする。新暦だと新春の後に1年で一番寒い寒が来るけど、旧暦だと新春は確かに春になるもんね。
桃の節句ひな祭りや七夕祭りも旧暦の方が自然界の動きと合っている。新暦の3月3日は桃の花もまだまだだけど、旧暦(新暦の4月11日)だと花桃の盛りと概ね一致する。旧暦の七夕は新暦の8月10日で、天上に天の川が輝くころで星空のロマンに思いを馳せるにはピッタリだが、新暦7月7日は梅雨の最中でとても星空を眺めるどころではない。
無理をして新暦を採用した明治の新政権は、西欧から押し寄せる近代化の外圧に恐ろしいほどの脅威を感じていたんやろな。暦をかえるって只事ではないもんな。