摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

欠航で竹生島には渡らず⇒雨の長浜へ

2015年10月21日 | 関西の四季

朝、朝鮮半島にあった低気圧が急速に発達して日本海を通過。午後から夜にかけて、北海道はじめ北日本は大荒れとなりました。この日、10月の第一木曜(10月1日)は竹生島へ渡る予定でしたが、悪天候のため琵琶湖汽船が欠航。長浜の街をウォーキングすることになりました。
見出し画像は真宗王国とよばれた湖北の真宗寺院の中核、長浜別院大通寺書院(長浜市指定文化財)の襖絵。これは迫力があります。画家は江戸時代後期、京都画壇で活躍した岸駒。襖12枚(だったかな?)に堂々たるタッチで描かれていた金地墨画梅之図。この絵を拝ませていただいただけでもここへ来た値打ちがありました。


大広間(重要文化財)の唐獅子牡丹 
 

あいにくの空模様で大広間の中も薄暗く、私の視力では残念ながらこの日、この唐獅子牡丹を絵として十分には鑑賞できませんでしたが、撮った写真をフォトグラフで加工するうと…あら不思議、狩野派の豪快な絵が浮かび上がってきました。他にも丸山応挙の絵(重要文化財)もあったりして…大したものが湖北にはありますね。改めて見直しました、

大通寺山門(総ケヤキ造り)長浜市指定文化財。数々の有形無形の文化財と豊かな精神的風土を今日まで残してくださった湖北の人々に改めて感謝します。


長浜といえば早春の盆梅で知られますが、10月の盆梅は慶雲館の屋外でひっそりと待機中でした。
これは多分樹齢400年の「不老」。たくさんのつっかい棒に支えてもらってひと息ついていました。
老いてますます盛んな老梅たちが、老骨に鞭打って励んでいる楽屋裏をのぞかせていただいたみたいな感想を持ちました。頼むからポキッと折れんように…気をつけてください。

3年前の3月に盆梅展で観たときの「不老」の晴れ姿。他にも「芙蓉」とか「高山」とか名だたる梅が…ひっそりと英気を養っていたようでした。

明治天皇の休憩所として使われた慶雲館の庭園。盆梅展のときとは違ったアングルで観ることができました。明治当時の慶雲館は長浜港と長浜駅の両方に接し、敷地自体が双方の構内に含まれるような位置関係です。




慶雲館は琵琶湖を借景にした庭園ですのですべてが大造りです。

慶雲館づくしの下のフォトチャンネルを見てくださいね。
慶雲館を巡る↠玉座の間の電灯↠大灯篭↠句碑↠常陸山



「いつまでもとろっとした他人丼」を作ってみました

2015年10月07日 | 楽しく食べる

この頃のテレビ番組って私にはあまり面白くないんだよね。私が一番熱心によく見ていた野球は…そろそろシーズンも終わりかけていますし、阪神タイガースはあれよあれよという間に、三位転落だし…10月6日現在、今では、クライマックスシリーズに出ることすら危ぶまれる有様ですよね。
こうなれば、テレビ視聴に時間をかけて、心身共に有益と言えるのは→料理番組と天気予報ぐらいかな。ドラマとかニュースとかワイドショーとか視るより、後味もよろしいように感じられますしね。
さて、下の写真は、トマトにオレンジ、小松菜の涼しげなお皿と前夜の残り物のギョーザ、ニンジン、キャベツ入りの野菜炒めと味噌汁。来る日も来る日も同じような朝食を作って…美味しい美味しいと喜んでいるのはおじさんだけで、付き合わされる家族はワンパターンな食事に飽き飽きしていたみたいでした。


というわけで、クックパッドなどを参考に「とろっとした他人丼」を作ってみました。。
ポイントは親子鍋に卵を廻しいれる前(下の写真の状態のとき)に、いったん火を止めて大さじ2で溶いだ小さじ1の水溶き片栗粉を、入れて混ぜること。
そのあと再沸騰させてから…溶いだ卵を廻しいれ、30秒ほど待ちます。  

紅ショウガ、海苔、三つ葉(無かったのでイタリアンパセリで代用)を散らして出来上がりです。
 
 レシピは次の通り。あーっ、美味しかった。

材料(2人分)

              豚こま切れ肉       約150g

              玉ねぎ中              1個

              卵                         2個

水                         200cc

刻み海苔                           

調味料

めんつゆ              大さじ3

濃口醤油              大さじ1

砂糖                     小さじ1

片栗粉                  小さじ1

水(片栗粉用)    大さじ2

作り方

①    玉ねぎを半月切りにする。ねぎをテキトーに切る

②    玉ねぎを煮る→弱火~中火で約5分

玉ねぎを煮てるてる間に卵2個を溶き

③    めんつゆ、濃口醤油、砂糖を混ぜておく

④    白身を先に菜箸で切るように混ぜてから黄身を混ぜる

⑤    片栗粉を溶いでおく

⑥    豚小間肉を入れる

⑦    先の③の調味料を入れて混ぜ再沸騰させる

⑧    一旦火を止め、水溶き片栗粉を入れて混ぜる

⑨    再沸騰したら溶いだ卵を回し入れる→30秒~1分待つ

⑩    三つ葉を散らして蓋をして蒸らす

⑪    冷めてしまっても、再加熱、レンジでチンでもとろとろのままです。

 クックパッドに投稿されていたあぼももこさんへあいがとうございました。おかげさまでわたしのレパートリーも少し増えました。感謝!