goo blog サービス終了のお知らせ 

摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

万葉の里を古代のロマンや明治の昔をしのびながら歩いたで

2019年06月24日 | 関西の四季

見出し写真はザクロ。子どもを取って喰う恐ろしい鬼子母神の魔障を払うとされた。ありがたい果実 自信はないけど…魔がさして子どもを喰いたくなったときに代わりにザクロを食べたらしいな、鬼子母神が子どもを取って喰わなくなったのは、お釈迦様に諭されて改心したからやというで。悪行を重ねた鬼子母神も、仏さまのおかげで今では、安産や子どもを守る神として信仰されているねん。

この日スマホで撮った33枚の写真でフォトチャンネルを作った。フォトチャンネルにはBGMが付かないのかなあ。レクイエム風の音楽を付けたいんやけどな。
万葉の里を古代のロマンや明治の昔をしのびながら歩いたで

 
この地図上の☆印のところがかつての内山永久寺の大伽藍の在ったところらしいな。
芭蕉の句碑もあったで うち山や とざましらずの 花ざかり  松尾芭蕉
もうちょっと行ったところには 僧正遍照の歌碑(古今和歌集)が
          さとはあれて 人はふりにし やどなれや 庭もまがきも 秋ののらなる   僧正遍照
句も和歌もいずれもまだ内山永久寺の大伽藍が健在で、いわば肩で風を切っていたころに詠まれたものであるはずなのに 今日の零落ぶりを予言したかのような響きがあるのはなんでやろうな。芭蕉は排他的で権高な印象を与える真言号密教を揶揄しているようやし、僧正遍照のこの歌は「やんごとなきお方」に気を使いすぎる(忖度する)お坊さんの卑屈さが感じられへんか?
「おごれるものも久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛(たけ)きものもついには滅びぬ…」
忖度(そんたく)坊主どももついには滅びぬ  おっと、何の話をしていたのだっけ


ところで、フォトチャンネルに入っていた写真やけど、遠景の常でどれが二上山か判りにくかったと思うので、文字入り写真を作ったで。

字を入れても格安スマホの写真やとわかりにくいな。プロの写真を紹介しようか。
下の二上山の写真は奈良県のHPから二上山が景観出来る千股池湖畔(奈良県景観資産http://www.pref.nara.jp/27374.htm)からのもの)  これやと 二上山という名前のいわれも一目瞭然やな

この写真にアクセスするには奈良県公式HP【http://www.pref.nara.jp/】 からへというのが奈良県からのご案内です



最新の画像もっと見る

コメントを投稿