寒くも暑くもないそんな日は
平常心を保ちつつ塩辛なんぞで一杯呑る。
といっても、塩辛にひと手間。
溺愛の、じゃない、出来合いの塩辛に
酒少々、豆板醤少々、ごま油数滴、ネギを加えて出来上がり。
豆板醤のコクのある辛さが加わって
ちょっと味のあるひと品になるのだった。
たしか韓国料理の珍味にこんなのがあったよね。そんな味になる。
ピリ辛塩辛
と書いて、辛いという字が二つ。
辛いは二つの意味を持つ不思議な字。
ひとつは塩が効いていることを意味する辛い。
もう一つは、唐辛子等の香辛料が舌を刺激することを意味する辛い。
北海道じゃ前者の辛いはあまりなく
例えば塩気が強い汁などは、あくまでも塩っぱいと言う。
大学のゼミで世話になった、広島出身で関西の大学から赴任したという助教が
「こっちのうどんは辛くてかなわんわ」というのを聞き
味覚表現の機微を知った次第。
そういえば、自分はよく「甘辛な」味という言い方をするが
砂糖と唐辛子が効いているという意味ではない。
甘味も塩気も効いた感じを認識して使っている。
言葉とはなんと味のあるものよ。
平常心を保ちつつ塩辛なんぞで一杯呑る。
といっても、塩辛にひと手間。
溺愛の、じゃない、出来合いの塩辛に
酒少々、豆板醤少々、ごま油数滴、ネギを加えて出来上がり。
豆板醤のコクのある辛さが加わって
ちょっと味のあるひと品になるのだった。
たしか韓国料理の珍味にこんなのがあったよね。そんな味になる。
ピリ辛塩辛
と書いて、辛いという字が二つ。
辛いは二つの意味を持つ不思議な字。
ひとつは塩が効いていることを意味する辛い。
もう一つは、唐辛子等の香辛料が舌を刺激することを意味する辛い。
北海道じゃ前者の辛いはあまりなく
例えば塩気が強い汁などは、あくまでも塩っぱいと言う。
大学のゼミで世話になった、広島出身で関西の大学から赴任したという助教が
「こっちのうどんは辛くてかなわんわ」というのを聞き
味覚表現の機微を知った次第。
そういえば、自分はよく「甘辛な」味という言い方をするが
砂糖と唐辛子が効いているという意味ではない。
甘味も塩気も効いた感じを認識して使っている。
言葉とはなんと味のあるものよ。