あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

最後の年賀状 後書き

2010-06-11 | 


初めて重い話を書いた。全て実話である。
泣いた人も多いのではなかろうか。
涙を流すという事は悪いことではない。
いや、むしろ良いことである。
涙は浄化のプロセスなのでじゃんじゃん流した方が良い。
映画やドラマなどを見てたくさん泣いてすっきりする、というのはそういう作用があるからなのだ。
ボクはルートバーンを初めて歩いた時、あまりの美しさに感動して涙をボロボロ流しながら歩いた。
さすがにお客さんと歩くときは泣かないが、ウルっとくる時は多々ある。
悲しい涙だって流した方が良い。
吉田拓郎だって歌っている。
♪悲しい涙を流している人は、きれいな物でしょう。

コメント不要と書いていても、書き込みたいヤツは書き込む。
個人的にメッセージを送ってくれる人もいる。
そっと放っといてくれる人もいる。
皆、ボクのかけがえのない友だ。
「ひっぢ、あれは反則だよ。あれは誰でも泣くぜ」
友の声が聞こえてくるようだ。
それに対してボクは言うだろう。
「オレはその数十倍泣いたんだから良いだろ?」
実際にボクはよく泣いた。
現場で泣いた。思い出して泣いた。書きながら泣いた。読み返しながら泣いた。じっと考えながら泣いた。
だが涙を流す度にボクの心は軽くなっていった。
ついでに体も軽くなってくれたらいくらでも泣くのに・・・。

さあさあ、泣く時間は終わりだ。
前へ向かって進め。前進あるのみ。
まだまだ続くぜ、オレの快進撃。
読み手によっては毒にも薬にもなるこの話。
次々出てくる言葉の弾丸、受けてみろ。

気力充実、天下無敵、自由闊達、有言実行、絶好調。

自然農法、有機栽培、地産地消、食物豊富、感謝感激。

公明正大、無償労働、廃物利用、地域医療、安全社会。

海洋自由、国境廃止、民族自決、世界平和、地球政府。

自己責任、危機管理、粉雪中毒、快楽滑走、存在価値。

精神社会、意識改革、輪廻転生、極楽浄土、大往生。

快食快便、早寝早起、健康一番、家内円満、親馬鹿。

未確認飛行物体、宇宙人到来、銀河鉄道、出発進行。


ネタはまだまだつきない。
さらにボクを取り巻く友はネタの宝庫だ。
友を見て、自分が良い状況に居るのを知る。
嗚呼、ありがたや、ありがたや。



最後に一句。

時過ぎて 娘に映る 母の影




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする