仕事の合間に1日の休みができた。
新雪バフバフとなれば山に滑りに行くだろうが新雪は数cm。
しかも下の方は雨になってしまったようだ。
せっかくクィーンズタウンにいるのだから、ここでしかできないことがしたいな。
それなら、とルートバーンへ向った。
夏にさんざん歩いたあの山は、冬にはどういう景色なんだろうか。
ワクワクしながらボクは車を走らせた。
谷間の中は日があまり射さないのだろう。先日降った雪がまだ残っている。
雪の原生林が美しい。
川を渡るつり橋の上にも雪が氷になったものが乗っている。
山は完全に雪化粧。夏の姿とは別の山のようだ。
今回は山歩きをするつもりはなかったので、トレッキングブーツを持ってきていない。
足元はスニーカーなのでネイチャーウォークぐらいを散歩する。
半年ぶりのルートバーンは暖かくボクを迎えてくれた。
懐かしいような、それでいて冬景色で別世界のような。
どちらともとれる想いで森を歩く。
コケやシダがたっぷり水を含み、そこに光が差し込んでいる。
美しい。
感動のあまり涙がにじみでる。
深く深呼吸をしながらゆっくりゆっくりと歩く。
光が差し込まない所は雪に覆われ、その下ではコケ達がじっと雪が溶けるのを待つ。
雪の重みで気が何本も倒れている。
冬には冬の自然の営みがある。
今日は森に身体を浸すことが目的だ。急ぐ必要は全くない。
気に入ったところで立ち止まりながら歩く。
深く呼吸をするたびに森の気が身体に入るのを感じる。
視界の片隅で動く物があった。
トムティットの雛だ。
この鳥はヘルメットをかぶったような頭の形をしているが、雛はさらに身体に比べ頭が大きいので、とても可愛らしい。
しばらく鳥を眺める。
頭上ではインコやモフアといったここでしか見られないような鳥が鳴いている。
ボクは自然と手を合わせ、この場にいられる喜びを感謝した。
そして森の木々に、鳥たちに、コケやシダにありがとうとつぶやいた。
普通に歩けば40分ぐらいのコースを2時間近くかけて歩いた。
こういう休日もいいものだ。
新雪バフバフとなれば山に滑りに行くだろうが新雪は数cm。
しかも下の方は雨になってしまったようだ。
せっかくクィーンズタウンにいるのだから、ここでしかできないことがしたいな。
それなら、とルートバーンへ向った。
夏にさんざん歩いたあの山は、冬にはどういう景色なんだろうか。
ワクワクしながらボクは車を走らせた。
谷間の中は日があまり射さないのだろう。先日降った雪がまだ残っている。
雪の原生林が美しい。
川を渡るつり橋の上にも雪が氷になったものが乗っている。
山は完全に雪化粧。夏の姿とは別の山のようだ。
今回は山歩きをするつもりはなかったので、トレッキングブーツを持ってきていない。
足元はスニーカーなのでネイチャーウォークぐらいを散歩する。
半年ぶりのルートバーンは暖かくボクを迎えてくれた。
懐かしいような、それでいて冬景色で別世界のような。
どちらともとれる想いで森を歩く。
コケやシダがたっぷり水を含み、そこに光が差し込んでいる。
美しい。
感動のあまり涙がにじみでる。
深く深呼吸をしながらゆっくりゆっくりと歩く。
光が差し込まない所は雪に覆われ、その下ではコケ達がじっと雪が溶けるのを待つ。
雪の重みで気が何本も倒れている。
冬には冬の自然の営みがある。
今日は森に身体を浸すことが目的だ。急ぐ必要は全くない。
気に入ったところで立ち止まりながら歩く。
深く呼吸をするたびに森の気が身体に入るのを感じる。
視界の片隅で動く物があった。
トムティットの雛だ。
この鳥はヘルメットをかぶったような頭の形をしているが、雛はさらに身体に比べ頭が大きいので、とても可愛らしい。
しばらく鳥を眺める。
頭上ではインコやモフアといったここでしか見られないような鳥が鳴いている。
ボクは自然と手を合わせ、この場にいられる喜びを感謝した。
そして森の木々に、鳥たちに、コケやシダにありがとうとつぶやいた。
普通に歩けば40分ぐらいのコースを2時間近くかけて歩いた。
こういう休日もいいものだ。