子育てぼちぼち終了・・・そして自分のこと

大3の娘と高2の息子の母です。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

コマがまわらない

2010年02月09日 11時21分31秒 | Weblog
ガーネットと父親の口喧嘩が最近ちょっと気になっていました。ガーネットは泣いてヒスをおこすし、せっかく空いた時間にコマまわしの練習をしているというのに、教えているお父さんの言うことをきかずに勝手にやりだす始末。
うーーーん、これでいいことはないなんとかせねば。
まず、親子間の溝を取り払おうと、真っ暗中お迎えを終えて家路までの自転車ドライブの間にコマ回しの練習について話を切り出してみました。
私:「せっかく教えてもらっても、お話がきけないと、コツがつかめないよ。一生懸命練習しているのに、間違ったやり方だといつまでもコマがまわらないよ。
どうしてお父さんの説明がきけなかったのかな?」
ガーネット:「お父さんがガーネットの話をきかないからだよ(怒)」
私:「そうなの?お父さん聞いてくれなかったの?」
ガーネット:「そうだよ、2回ここをまくっていっているのに(怒)」
どうやら大好きな幼稚園の先生に教えて頂いたやり方と少し違ったようで、ガーネットはその部分をお父さんに分かってほしかったようなのです。
私:「お父さんになんでガーネットのお話をきいてくれなかったのか聞いてみようか」
  「自分で聞ける?ガーネットが寝た後にお母さんが聞こうか?それともお父さんが帰ってきたら聞いてみようか?」
ガーネット:「お母さんが、ガーネットがいるときにお父さんに聞いて」
夕食をしていると、いつもよりも早く帰宅してきた主人が着替えを終えて夕食の席に座った時に話を切り出してみました。
主人には前日にガーネットに怒りすぎているのではないか?と話していたので、静かに受け入れてくれて、ガーネットに「ごめんね」と言ってくれました。
そしたらガーネットも「ガーネットがお父さんのお話をきかなかったから、お父さんもガーネットの話を聞いてくれなかったんだね。」といい、久しぶりに父娘は
仲良く笑い合っていました。
うーーーーん。疲れていたり、眠かったり、大人も子供もちょっとしたことでイライラしてしまいます。
誰かがクッション役になってあげられると、またもとに戻れる。
今回のことを通して、家族ってこういうことを積み重ねて家族になっていくんだろうなぁと思いました。(^_^;)これでしばらく平和な事を願います。
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親野智可等先生の親力養成講座から

2010年02月09日 10時54分37秒 | Weblog
以前、NHKのクローズアップ現代の特集で「若者の言語力」崩壊 という番組を見て、驚きました。(ブログにも掲載:2009-11-27 )
言語を育てるのも国語力かな?と思います。「国語力」について親野智可等先生が親力養成講座でこんなことを書いてらっしゃいました。(↓抜粋です。)

*****************↓
「国語力」が「学力の基礎」。──こうすればできる!!
「言語能力」を高める「読書好き」な子どもの育て方
                        親力養成講座

すべての教科の基礎は国語力だ。算数も社会も理科も言葉によって
表現されており、仮に計算能力が高くても国語力が低いと、式を立
てることができない。
言語能力を高めれば、すべての科目で有利になる。

それでは国語力を高めるにはどうすればいいか。
なんといっても読書だろう。

テレビやおしゃべりの言葉ばかりでは、学問の言葉は身に付かない。
しゃべり言葉と書き言葉は別のものだからだ。

---略------

我が子を読書好きにする一番の王道は、読み聞かせである。
親が一番やりやすい間違いは、親自身が読ませたい本、例えば名作などを与えることだ。子どもは興味を持てないので、ますます本嫌いになってしまう。子どもが熱中できる本で読書を好きにさせることを優先するべきだ。

 例えば、野球好きならイチローの物語とか、野球の歴史、過去の有名選手の自伝・評伝、マンガもいいだろう。水泳好きなら、北島康介選手の物語に熱中するはずだ。

 本を通じて選手の人生観や試合中の選手の考え方や動きの分析などを知ると、自分の現在のレベルに比べて数段も深い世界が見えてくる。知識が深まり、同時に本の面白さも知ることができる。

***********

我が家はよく図書館を利用します。
図書館ではガーネットには好きな本を3~5冊選ばせて、私が読ませたい本を2~3冊ピックアップしています。
チビタはもっぱら私がチョイス(たまにガーネットがチョイスしてくれます)それを3~5冊借りてきます。
ピックアップが難しいと思っていました。
私が読んで聞かせたい本が必ずしもガーネットの気分にはあわないということです。
それでも、興味の幅がひろがるように、年長の時期なので真新しいランドセルがおうちにやってくるお話を探してみたり、おばけが好きなのでおばけのでてくるお話をさがしたりしています。
以前は【宮西達也】さんにハマっていたので、その方の作品から探して読み聞かせをしていました。現在は長新太さんのシュールな絵本が好きなようで、それを見つけては借りています。
名作物も読んでほしいと思い、何回かチャレンジしましたが、うまく乗ってきてはくれません。
親力養成講座を読み、改めて絵本は子どもたち自身に任せてみようと思いました。
(^_^;)英語絵本は私がピックアップして、もう少し興味が広がったら子どもたちに選ばせようと思います。
学力ばかりでなく、絵本は親子の触れ合いができる良い時間であり、心をゆたかにしてくれるものだと思いますので、先々読書好きになってくれればなぁ~程度に毎晩の読み聞かせを続けていきたいと思います。
写真は最近ガーネットが気に入っている長新太さんの絵本です。
【キャベツくん】
作・絵: 長 新太
出版社: 文研出版
税込価格: 1,365
(本体価格:1,300)
発行日: 1980年9月
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