子育てぼちぼち終了・・・そして自分のこと

大3の娘と高2の息子の母です。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

良い耳を育てる

2010年09月06日 14時06分12秒 | Weblog
今日のお題は良い耳を育てるです。

(^_^;)これは、聴力の問題ではなく、聞く姿勢についてを言っています。
もちろん、音楽(ピアノなど)にも良い耳を持つことは大切ですが、今日は「聞く姿勢」について最近感じていることを書きます。

子どもが小学校に入学して2学期を迎えていますが、小学校入学までに「良い耳」を育てておく重要性を
改めて痛感しています。
こどもチャレンジジャンプ(年長)の時に、しまじろうのDVDで「ドレ耳、きく耳、うさぎさんも聞いている、ドレ耳、きく耳、みーんなも聞こうね」というような
フレーズで、お話を聞く大切さ、聞く姿勢を学んできました。
ガーネットにも前出のこどもチャレンジの歌をうたいながら「今、なんて言ってたか聞いていたかな?」など、時折質問したりします。
(^_^;)自宅では特に目立って【聞く】ということを教えたということはありませんでした。
なので、これは「こどもチャレンジ」のお陰とでもいうべきことなんですが、この聞く姿勢ができているか?いないかで小学校生活が格段にスムーズに行くと思うのです。

ガーネットは1学期に2,3回、2学期になって1回と席替えを経験していますが、だいたい後ろの席ばかりです。特に背が高いというわけでもなく、たまたまだと思いますが、一番後ろか後ろから2番目位ばかりです。
(^_^;)お話が多かったりする子は前の方が多いです。
さて、席がえはともかくとして、一番後ろで先生の目もあまり届かないと思い心配していましたが、ガーネットは集中して聞くという耳をもっているようです。
ガーネットはよく「先生は○○といっていたよ」 「お母さん、音読カードは○○でもいいんだって」という話をしてくれます。
以前、懇談会の様子をブログ内に書きましたが、ガーネットから聞いていた話を他のお母さん方はしらないということが多かったのに、驚かされました。
知っていると知らないでは、取り組み方が違うのです。
夏休みの宿題も音読カードは教科書以外を夏休みは取り組むようにと聞いてきたガーネットは教科書以外の本をたくさんよみました。
でも、それを知らなかったお母さんは教科書のすきなところを1つ読ませていたということもありました。
連絡ノートにも記載がなく、子ども自身が聞いていないと、(聞いていないからといってできていないわけではないのですが・・・)多少なりとも差が生じます。
計算カードもそうです。ガーネットは早くからリングを外してやってよいというのを聞いて来ていたので、タイムを計るようになってすぐにリングを外しました。
でも、一学期最後の懇談会で先生の説明を聞いて「え~そうなんですか?」と言ったお母様方多かったです。

この良い耳を育てることは、小学校一年生で騒がれている小1プロブレムにも通ずるところがあるそうです。
幼稚園や保育園でも静かに机に座って製作などする時間があると思いますが、入学後は1日じゅうずっと決められた通りの時間で授業を受けるようになります。
ゆとり教育がおわり、小学校においての移行措置期間もおわりとなり、本格的に授業数が増えますので、次の1年生はいきなり5時間授業というような話も耳に入ってきます。
そんな状況下では益々静かに、お話を聞ける良い耳を持つことが重要になってくるように思います。
まだ小さいからというのではなく、私は子どもと遊びを通して集中力、持続力を養っていけば、幼少期からでも「よい耳」の訓練ができるのではないかな?と考えます。
親子で楽しむ遊びであれば、子どもも自ら進んで参加するでしょうし、集中力もついてくると思います。
遊びを通して、ルールを学ぶことも可能です。
学校任せでは、乗り越えられないと思います。
日頃からの家庭での取り組みがやっぱり大切に思います。
また、この聞く姿勢が持続できるよう我が家も遊びを通して集中力や持続力、我慢強さなどを親子で一緒に学んでいきたいと思います。