一昨日は3月3日ひなまつりでしたね。
都内だけに関わらず、入試の傾向は一般常識というか家庭力というか・・・が問われるような問題がでています。
例えばオ蔭の今年の問題は大豆を絞った残りかすを何というか?(←かなり簡略してますが・・こんな感じです。)
答えは《おから》ですね。
うちの娘・・・・書けませんでした。
とんちんかんな答えを書いてました。豆乳だったかな?(;一_一)それは絞られた汁の方だよ~。
今年の入試報告会で、どこでも話題に上るのが千葉の難関SMの理科の大問3(全部で大問が3つあるうちの1つ)は、小問1で3枚の魚の写真(そのうち2枚は魚が開きになった状態の写真と切り身の写真)を見て魚の名前をカタカナで答えよっていう問題。答えは、サンマ、アジ、サバです。
これって知っていたらな~って問題ですよね。
2006年の灘の問題は 長田弘さんの『食卓一期一会』から「言葉のダシのとりかた」という作品が出題されました。「厚みのある意味をえらんで、鍋に沈めて、沸騰寸前にすくい取る」というくだりで「意味とは実際の材料の何に当たるか」という問いがありました。
答えは《こんぶ》ですよね。
でも、学校の家庭科で煮干しで出しをとったりしている小学生は「にぼし」って書いてしまいがち。
文脈から「沸騰直前にとりだす」ってあるので、大人でお料理経験がある人は「昆布」ってわかると思うんですけどね~。
煮干しだとふやけるまで強火にかけて、沸騰させると臭みが出るので沸騰する直前に弱火して
アクをお玉ですくいながらコトコト約10分ほど煮立てるので、取りだすというところでピンと来てほしいところですが、難しいでしょうね~。日頃やってないから。
昨日旦那が聞いてきたWの分析会では都内御三家でハマグリの問題がでたというような話があったと言ってましたし、こういった行事のときこそ、そういった知識は活かさないと!!って思い旦那にメール。↓
《すみません、今日道明寺と桜餅を買って帰ってきて下さい。娘に見せてやりたいので》
(^_^;)食べさせるではなく「見せてやりたい」なのです。
娘は和菓子よりは洋菓子好き、逆に息子は和菓子好きです。
実物見せて、違いを説明。
でも、西は道明寺を桜餅ということも。
葉っぱも食べれるけど、これは何の葉?と聞いてみたら。
ショック!青くなりました。
元気よく「柏の葉!!」
Σ(゜д゜;)あほか!それは端午の節句に食べる方だよ。柏餅は柏の葉だけど、良く見てよ、形、何の葉っぱなの?
(^_^;)「あ~間違えた、間違えた。桜」
そうだよ~。しっかりしてくれ。
ちなみに、
この桜の葉、昔はヤマザクラの葉だったけれど、今はオオシマザクラの葉を利用しているんだって。オオシマザクラの葉が大きいこと、「クマリン」という芳香物質がヤマザクラの葉よりも多く放出されるために香りがよいことなどがその理由とありましたよ。
で、見て分かる通り、洗ってくるんだわけじゃなくって、これ「塩漬け」にされていて、食べれるからね!
それに、和菓子によってはさくらの花の塩漬けも添えられていたりするよ。
【 関東風=長命寺(ちょうめいじ) 】(これは私も勉強になりました。道明寺は耳にしていましたが、長命寺とはしりませんでした。)
小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅。享保2年(1717年)、隅田川沿い長命寺の門番・山本新六が、桜の落葉掃除に悩まされて考案し売り出されたことから、「長命寺」または「長命寺餅」と呼ばれています。関東ではこちらが主流。
【 関西風=道明寺(どうみょうじ) 】
道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの。大阪の道明寺で作られたため道明寺粉という)で皮を作り餡を包んだ、まんじゅう状のお餅。道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、「道明寺」または「道明寺餅」と呼ばれています。関西ではこちらが主流。
別に全てがピンクというわけではなくて、白いのもある。
ちなみに全く関係ないですが、私は道明寺が好き。桜餅よりも柏餅が好きです。(^_^;)
とりあえず、こういった知識を詰め込みました。
(^_^;)すぐ忘れちゃいそうですけどね。
ぬか漬けの問題も以前出たっていうけど、ぬか漬けはつくっていないからな~。
これは実家に行った時にでも見せることにします。
漬物の写真があって、玄米、麦などを精白する際に分離した、薄い果皮をつかって作られています。これは何か?みたいな問題だったようですが、、、、うちの子、糠わからないだろうな~。
受験だからというわけではなく、こういうことは意識しないとなかなか教えるところまではいかないと思うので、日々気をつけてアンテナ立てておこうと思います。
旬を意識する、産地を意識する、時期外れのものから抑制栽培、促成栽培を考えるなどなど。
ちょっとした事で基礎力があがるきっかけになれば嬉しいです。
そして、1点でもUPすればなおよろし!です。
がんばろ~。
都内だけに関わらず、入試の傾向は一般常識というか家庭力というか・・・が問われるような問題がでています。
例えばオ蔭の今年の問題は大豆を絞った残りかすを何というか?(←かなり簡略してますが・・こんな感じです。)
答えは《おから》ですね。
うちの娘・・・・書けませんでした。
とんちんかんな答えを書いてました。豆乳だったかな?(;一_一)それは絞られた汁の方だよ~。
今年の入試報告会で、どこでも話題に上るのが千葉の難関SMの理科の大問3(全部で大問が3つあるうちの1つ)は、小問1で3枚の魚の写真(そのうち2枚は魚が開きになった状態の写真と切り身の写真)を見て魚の名前をカタカナで答えよっていう問題。答えは、サンマ、アジ、サバです。
これって知っていたらな~って問題ですよね。
2006年の灘の問題は 長田弘さんの『食卓一期一会』から「言葉のダシのとりかた」という作品が出題されました。「厚みのある意味をえらんで、鍋に沈めて、沸騰寸前にすくい取る」というくだりで「意味とは実際の材料の何に当たるか」という問いがありました。
答えは《こんぶ》ですよね。
でも、学校の家庭科で煮干しで出しをとったりしている小学生は「にぼし」って書いてしまいがち。
文脈から「沸騰直前にとりだす」ってあるので、大人でお料理経験がある人は「昆布」ってわかると思うんですけどね~。
煮干しだとふやけるまで強火にかけて、沸騰させると臭みが出るので沸騰する直前に弱火して
アクをお玉ですくいながらコトコト約10分ほど煮立てるので、取りだすというところでピンと来てほしいところですが、難しいでしょうね~。日頃やってないから。
昨日旦那が聞いてきたWの分析会では都内御三家でハマグリの問題がでたというような話があったと言ってましたし、こういった行事のときこそ、そういった知識は活かさないと!!って思い旦那にメール。↓
《すみません、今日道明寺と桜餅を買って帰ってきて下さい。娘に見せてやりたいので》
(^_^;)食べさせるではなく「見せてやりたい」なのです。
娘は和菓子よりは洋菓子好き、逆に息子は和菓子好きです。
実物見せて、違いを説明。
でも、西は道明寺を桜餅ということも。
葉っぱも食べれるけど、これは何の葉?と聞いてみたら。
ショック!青くなりました。
元気よく「柏の葉!!」
Σ(゜д゜;)あほか!それは端午の節句に食べる方だよ。柏餅は柏の葉だけど、良く見てよ、形、何の葉っぱなの?
(^_^;)「あ~間違えた、間違えた。桜」
そうだよ~。しっかりしてくれ。
ちなみに、
この桜の葉、昔はヤマザクラの葉だったけれど、今はオオシマザクラの葉を利用しているんだって。オオシマザクラの葉が大きいこと、「クマリン」という芳香物質がヤマザクラの葉よりも多く放出されるために香りがよいことなどがその理由とありましたよ。
で、見て分かる通り、洗ってくるんだわけじゃなくって、これ「塩漬け」にされていて、食べれるからね!
それに、和菓子によってはさくらの花の塩漬けも添えられていたりするよ。
【 関東風=長命寺(ちょうめいじ) 】(これは私も勉強になりました。道明寺は耳にしていましたが、長命寺とはしりませんでした。)
小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅。享保2年(1717年)、隅田川沿い長命寺の門番・山本新六が、桜の落葉掃除に悩まされて考案し売り出されたことから、「長命寺」または「長命寺餅」と呼ばれています。関東ではこちらが主流。
【 関西風=道明寺(どうみょうじ) 】
道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの。大阪の道明寺で作られたため道明寺粉という)で皮を作り餡を包んだ、まんじゅう状のお餅。道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、「道明寺」または「道明寺餅」と呼ばれています。関西ではこちらが主流。
別に全てがピンクというわけではなくて、白いのもある。
ちなみに全く関係ないですが、私は道明寺が好き。桜餅よりも柏餅が好きです。(^_^;)
とりあえず、こういった知識を詰め込みました。
(^_^;)すぐ忘れちゃいそうですけどね。
ぬか漬けの問題も以前出たっていうけど、ぬか漬けはつくっていないからな~。
これは実家に行った時にでも見せることにします。
漬物の写真があって、玄米、麦などを精白する際に分離した、薄い果皮をつかって作られています。これは何か?みたいな問題だったようですが、、、、うちの子、糠わからないだろうな~。
受験だからというわけではなく、こういうことは意識しないとなかなか教えるところまではいかないと思うので、日々気をつけてアンテナ立てておこうと思います。
旬を意識する、産地を意識する、時期外れのものから抑制栽培、促成栽培を考えるなどなど。
ちょっとした事で基礎力があがるきっかけになれば嬉しいです。
そして、1点でもUPすればなおよろし!です。
がんばろ~。