なぜ「つゆ」を「梅雨」って書くか、知っていますか?
職場に回ってきたチラシに「梅が実るころの雨」と書かれていました。
「梅雨」という漢字を当てたかについては、諸説あるようです。
一つには、この時季がは湿度が高くてカビが生えやすいことから、もともとカビを表す「黴(ばい)」の字で「黴雨」としていたのが、同じ音の「梅雨」となった説があります。
一つには、梅雨の時季にちょうど梅の実が熟す頃なので、この字を当てたという説があるようです。
この時季に仕込む梅干は、殺菌作用があります。
疲れを取ってくれる栄養素もあるそうです。
昔の人は、自然の恵みを上手く利用した食品を作ったものです。
最近体調が芳しくないので、朝食は食べやすい「茶粥」にしています。
これに、はったい粉を入れたり、梅干でさらさら~と食べたりしています。
茶粥は子供の頃に良く食べていたので、朝は食パンやご飯よりも茶粥がいいですね。
あまり気にもとめなかった「梅雨」という漢字。
ムシムシして嫌な季節。
シトシト雨が降って、鬱陶しい季節
この雨が、われわれの水がめに水を貯えて生活が守られているのです。
こんな時季を過ぎて夏があり、寒い冬を迎えて、日本の四季があるのですね。
・・・あっという間の一年間です。