
先日、映画「戦火の馬」を観てきました。
スティーブン・スピルバーグが監督を務めた映画は外せません。
題名を見て、「こりゃいかなあかん!」と直感。
原題は「War・horse」を「戦火の馬」としたセンスに感心しきりです。
監督が「War・horse」の劇場版を観て涙を流すほど感動し、映画化することになったと聞きます。
一部戦争の場面を除いては派手な場面はありませんが、それがかえってジーンとする感動を与えているのでしょう。
良い映画でした!
初めの10分間を観れば、良い映画かどうかほぼ分かります。
今回は、あえて物語のあらすじを読まないで行きました。
プロローグでは自然の素晴らしい風景と、馬が生まれて大きくなっていく様子が現れ、この映画への期待を膨らませてくれます。
主人公が動物の映画は難しいでしょう。
人間と交わす馬の動きや、目から表れる感情が見事なのです。
根気よくカメラを回し、良い場面を選んだのであろうと推測できます。

映画の中で、気に入った台詞がありました。
小作農家の親父が農耕馬ではないサラブレッドを高額で競り落とし、農場を手放さないといけない危機に直面します。
その時、奥さんにこう聞きます。
「もう、俺が嫌になっただろ?」
こう答えます
「憎しみは増えても、愛は減らないわ!」
全編にわたりバックに優しい音楽が流れています。
それが観る者の感動を、より高めます。
画面に集中していて、音楽の存在に気づかないほど、その場の雰囲気とピッタリ合っていました。

観終わってしばらくは、何とも言えない ほんわか~とした気持ちになりました。
戦争の中での物語で砲弾や銃撃戦の場面があったのに、そんな気持ちになれるのは馬を通した愛情を感じたからでしょう。

好きな監督のツーショット!
左がクリント・イーストウッド監督 右がスティーブン・スピルバーグ監督
スピルバーグ監督の名作が、また、ここに一つ増えました。