ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

卒業演奏会へ

2012-03-18 02:33:20 | 音楽、映画、芸術
      

今年も大阪音楽大学の卒業演奏会へ行ってきました。

ここ数年、年度末の演奏発表会に3~4回は足を運んでいます。
今年は日程調整がうまくできず、水曜日にやっと行くことができました。

  
    低空飛行で着陸体制に入る飛行機               オペラハウス

短期大学部の第一夜です。
卒業生170人のうち、電子オルガンコース、ジャズコース、ポピュラーコースのから選ばれた10人の演奏です。

例年なら各コースの演奏を聴いて、自分なりに卒業演奏会に出る生徒を推測していました。
今年は演奏を聴いていないので、自分と大学の選考が合うかどうかの楽しみはありません。
それでも、どんな演奏をしてくれるか興味があります。

会場は、いつもの大学内のオペラハウスです。
演奏者の手元がよく見える2階席で聴くことにします。

最初は電子オルガンコースです。

      
         妹脊加奈さん
昔は電子音が好きではなく、ジャズのレコードを買う時には外していました。
時代は変わり、MIDIによって楽器そのものの音が再現されます。

4名の方が、クラシックとジャズの曲を披露してくれました。
毎年ながら、圧巻の演奏です。
たった1台の電子オルガンなのに、フルオーケストラのような演奏を聴けるのです。

特に、妹脊加奈さんのビッグバンドのナンバー「CUT’N RUN」が良かったです。
アンサンブルに違和感なく、楽しく聴けました。


次は、ジャズコースです。

      
         岡林慶之さん(中央)
今年選ばれたのは、ベース奏者でした。
客員のギターとドラムとのトリオ演奏で、エレキベースとウッドベースを使って演奏します。

演奏テクニックは優れているかもしれませんが、残念ながら自分の心に響いてきませんでした。
控えめのギターの演奏が素晴らしく、それに聞き入ってしまったからかもしれませんが・・・



最後がポピュラーコースです。

      
       稲垣茉実さん、田島英理さん、和田麗菜さん
       中山健太郎さん、川村貴さん (左から)

3名の女性ボーカルと、ベース・ドラムスの2人です。
2年間頑張ってであろうことを感じる3名の歌声でした。

      

      

特に、稲垣茉実さんの声そのものが好みです。
のびやかな発声と、感情豊かな表現力と相まって、もっと聴きたい気がしました。

昨年度の藤岡さくらさんを思い出しました。
現在、ライブを中心に活動されていますが、彼女の声も好みです。
YouTubeのコンサートを携帯AVプレーヤに録画して、幾度となく聴いています。


今年も楽しませていただきました。
出演者や関係者の皆さんにお礼申し上げます。
音楽業界は厳しいでしょうが、自分の才能を伸ばし活躍して欲しいものです。

一つ残念なことがあります。
こんなに素晴らしい演奏を披露してくれるコンサートなのに、観客が少ないことです。

プロの演奏会とは違う感動が味わえます。
2年間の成果を披露するコンサートであり、次へつながる大事な演奏会なのです。
もっともっと多くの方に聴いていただいて、彼らを応援してほしいものです。


大阪芸術大学でもポピュラーコースの卒業コンサートがあります。
3月20日(祝)14時から開演です
時間の都合がつけば、聴きにいきたいと思っています。
皆さんも出来るだけ行ってあげてくださいね。