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芸大の演奏会へ

2012-03-24 23:05:34 | 音楽、映画、芸術
     

3月20日祝日に大阪芸術大学の卒業演奏会へ行ってきました。
音楽科ポュラー音楽コースの卒業生の演奏がお披露目されます。

芸大に音楽関係の学科があるのを知りませんでした。
絵画や彫刻など造形部門だけだと思い込んでいました。

今回の演奏会は、たまたまポスターを目にしたのです。
創設されてから日が浅く、今回が6回目の卒業生です。

朝から用事があって、家を出られたのは11時頃でした。
演奏会の開場は1時半からなので、バイクで昼食を食べにいき、大学へ回ることにします。

駐輪場は校門から離れたところにあります。
1時15分に着きましたが、オーバーズボンを脱いだり、ジャケットをバイクに納めたりしてから学内の会場へ着くと、開演の15分前でした。

    

会場の「芸術劇場」は、大阪音楽大学のオペラハウスよりも規模は小さいものの、とても立派なホールです。
舞台や客席はもちろんのこと、照明や音響効果を十分に考慮された施設です。
入口で頂いた演奏パンフレットを見ると、音楽コースに力がいれられているのが分かります。


オープニングは、卒業生全員による演奏です。
その後、卒業生から選ばれた13名が順番にお披露目していきます。




              

  

        
           ドラマー3人による迫力の競演

  

一人ひとりが、自由にメンバーを組んで1曲づつ演奏します。
そのために、一人の演奏が終わると舞台の準備が大変です。
手慣れた作業であっという間に終わるのも凄いところです。

セッティングの時間を利用して、司会者が演奏者にインタビューします。
楽しい会話を聞いているうちに準備が整えられるので、待たされているという感じはありません。
舞台になれているのか、あがった様子もなく普段どおりの受け答えに現代っ子を感じました。

              

          

      

      

演奏は、「若さ爆発!」そのものです。
大学4年間の集大成を一曲に込めたという演奏でした。
卒業生のみんなに「素晴らしい!」という言葉を贈ります。


特に印象に残った2名を紹介します。

一人は、ドラムの山崎大輔くんです。
駐車場でバイクで来られた彼のお父さんと話をしたので、始まる前から注目です。
パンフレットを開いて、「これが息子ですねん」と嬉しそうに話す笑顔が印象的でした。

        

「これがほんまの“ドラムすこ“ですわ!」というお父さんの言葉には笑ってしまいました。
舞台では大活躍でした。
ドラム演奏が終わった後、リコーダー2本を両手で吹くパフォーマンスを見せてくれました。
演奏や態度などからも楽しさを感じる魅力ある人物です。
きっと音楽業界でも生き残り、活躍するのではないかと感じました。


もう一人は、最後に演奏した吉川梨紗さんです。
煌びやかな衣装で現れた彼女が、中央に置かれたグランドピアノに座り演奏を始めます。
それだけで、何かを期待させるものを持っています。

  

        

ここまで聴いてきたポピュラーやジャズとは違う音楽です。
クラシックとポピュラーを融合させた素晴らしい曲です。

作・編曲家を目指しているということですが、既にアーティストへの楽曲提供や共同制作をしているそうです。
東京でのオリジナルソングコンテストで、グランプリを受賞したというのもうなずけます。
今日の演奏の中で、もう一度聴きたい人のトップです。



  楽しさ満喫のエンディング

  

みんなの演奏を聴いていたら、元気がもらえました。
素敵な2時間を過ごさせていただきました。

皆さんの今後の活躍を心からお祈ります。
どこかで、また会えますように!