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ザックの使い心地

2014-01-12 23:28:07 | アウトドア・スポーツ
     

トレッキングは数えるほどしかしていませんが、少し大きめのザックを買いました。
先日、金剛登山に使ったので、その使い心地などを少しレポートします。

今まで使っていたのは、MILLET(ミレー)の20Lです。
日帰りではこれでも十分なのですが、冬山で鍋の材料などを分担するとなると、大きめの方がいいはずです。
重量が増えると肩への負担が大きくなるので、腰でも支えられるザックの方が楽でしょう。

梅田のグランフロント大阪に好日山荘がオープンしたので行ってみます。
ちょうど年末セール中で、ほとんどの品物は10%オフでした。

     

沢山の商品がありますが、何が良いか全くわかりません。
まず、使用目的を考えて容量を決め、実際に背負って感じが良い物を選ぶのがいいとアドバイスされます。

今の容量の5割増の30L位の物の中から、何点か出してもらい背負ってみます。
ウォーキング用のデイバックは、deuter(ドイター)ですが、背中に風を通す隙間があって夏でも快適です。
今回もその辺に配慮されたものから選びます。

出し入れがしやすいことも大事なような気がします。
上が大きく開いて、下にある荷物も取り出しやすいかをチェックします。
出来れば、上下二室にわかれている方が便利ような気がします。

体とザックの密着感ですが、商品別の差がよくわかりません。
Gregory(グレゴリー)だけが20%オフだったので、これにしようかと思いましたが、一日考えることにしました。

ブルー系にするつもりですが、 Gregoryの35Lは地味な色だったので止めました。
レジャー用なので、明る目の方がいいように思ったのです。
deuterのFutura32Lは二室に分かれているし、明るい青だったのでこれに決めました。


お正月の金剛山で初めて使用しました。
前夜に荷物を入れると、意外なほど入りません。
羽毛インナー、オーバーズボン、シングルバーナーと燃料、やかん、カップなどで7割程度でした。
「日帰りなら荷物が少なくて、バックがゴソゴソで格好悪いかも?」と考えていましたが、そんな心配など全く無用でした。
現地で、鍋のダシを入れると、ほとんど余裕がありません。
背面に通気性を持たせており、ザックにマチが浅いので、見た目ほど入らないものですね。

     

MILLET(ミレー)の20Lは、小さく見えますが荷物を入れると膨らむので、表示容量よりも沢山入るようです。
日帰りなら用を成すでしょうが、1泊のトレッキングなら厳しいような気がします。

使用感は良好でした。
ザックに鋼のフレームが入っているので重量は1.6キロと重いのですが、肩ベルトや腰のベルトのフィット感が良いので楽でした。

  

車のキー、ティッシュ、小銭などを入れるポケットが多いのも便利でした。
バックに給水バックを入れてチューブで水分補給することができるのもいいかもしれません。

気になった点は、自立しないことです。
地面に置くと、仰向けに倒れます。
何かにもたれさせないといけないのは、ちょっと不便でした。

     
        空のザックでも、倒れそう!

このサイズのザックともなれば、どこのメーカーでも良く出来ているようです。
肩と腰の両方で支えられるザックは楽なので、新しくザックを買って正解でした。


(撮影:リコーGX-100)