湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「栗駒神水」 (奥小安温泉郷)

2016-11-08 | 湧水・名水・飲泉所
奥小安・大湯温泉の「阿部旅館」を出て、山形県と秋田県の県境を走る。(国道398号線)

この道は、冬季は通行が閉鎖されるらしい。



道の途中にある「栗駒神水」

ここで、嬉しい再会があった。
昨夜、「阿部旅館」の夜の川風呂に付き合ってくれた女性が、先客でいたのだ。
今日は、主人と一緒に、この名水を汲んでいた。

「何という偶然!!」 

いや彼女との再会は、偶然ではなかったのだ。
昨夜、お風呂で一緒の時に、私が「近くに栗駒神水があるので、明日の朝、そこで名水を汲む」と話すと・・
彼女は、この「栗駒神水」に強く関心を示して「え~!!どこに?あるって??」と聞いてきた。
名水の話をご主人にして、今朝は、この場所にわざわざ来たようだった。
(通り道に「栗駒神水」があり、昨夜の話を思い出して立ち寄っただけかもしれないが・・)

昨夜の川風呂体験のお礼が言えてよかった日。

「旅先の温泉地で出会う人は、一期一会という」けど、彼女には2回も会えた!!嬉しい日。

お互いの無事を祈って別れた。



この道は「冬季は通行閉鎖される道路区間となる」が、理解できた日

県境の「花山峠」を目指して車は進む。
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「阿部旅館」(奥小安・大湯) 館内+食事

2016-11-08 | 秋田の温泉
「阿部旅館」の館内は・・


   



   
面白いものを発見した。     「一生 自分の足で」 
   
かなり気に入った。
「人生の最後の時まで、自分の足で歩きたいものだ」

「阿部旅館」の夕食は、川魚や山菜を使った創作料理。

一品ずつ気持ちがこもっている
                         
「キノコや山菜がどっさり」あった


翌朝は、朝から天気が良かった。
夫は、ご機嫌で朝風呂に出かけた。もちろん名物の「川風呂」に~
宿の部屋から その川風呂の様子がよく見えた。一緒に入っている人と楽しそうに話して、かなりの長湯をしている。

こんな時は「よくぞ!男に生まれけれ!!」と思うらしい~!!

朝食は・・

温泉卵





朝からの長風呂で、すっかりお腹が空いたのか?
夫は、美味しそうに朝食をいただいていた。
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「阿部旅館」(奥小安・大湯温泉)

2016-11-08 | 秋田の温泉

「阿部旅館」入り口と建物

「秘湯」の文字がくっきり見える

フロントは
  

日帰り客でごった返しているので、チェックインまでフロント横の席で待つ

昔懐かしい置物が一杯ある
        
やっとチェックインが済み、部屋でしばらく寛ぐ~テレビはCSファイナルステージをやっていた。

部屋には、変わった注意書きがある!!

どうやら、この宿はカメムシの宝庫らしい。カメムシの対処法がマニュアル化されていた。

泊まった建物内にある「内湯」

落ちついた雰囲気の湯。窓からは、川の傍にある露天風呂の屋根が見える。
  
2回目の入浴は、先ほど「内湯」から屋根が見えていた「川の傍の露天風呂」

宿の下駄に履き替え、別棟に続く暗い廊下階段を下っていく。
 
通路の天井には、トウモロコシが一杯飾ってあった

下った突き当りに、男女別の湯屋があった。
女湯の簾をくぐると・・シンプルな石の「内湯」が一つあった。
この浴室にはコオロギが一匹居るようで、ずっといい声で鳴いていた~(♪リッリ~ンリーン~♪)

湯屋を出たら「露天風呂」があり

もう一つ下ると別の「半露天風呂」があった。

この半露天は、川のすぐそばにあり眺めもいいし、湯温も適温で入り心地がよかった。
この湯の下の川は、宿の名物「天然の川風呂」なのだが・・
混浴なので明るい時間帯には、どうしても入れなかった。

泊まっている部屋からは、ずっと、こんなにきれいに見えている川湯なのに~・・入れないの??

ラッキーなことに、夜になって川風呂に入れる機会が訪れた。

私と一緒の女湯・半露天に入っていた方が、「一緒に川に入ってあげよう!!」と言ってくださり、
念願の川風呂体験ができたのだ。二人で、恐る恐る~夜の薄暗い川風呂に入ると~
すると、川の底の砂や石、岩の間から熱い湯がどんどん沸いて出てくるのがわかった。
それが川の水と混ざって、ちょうどいい温度になるのだ。
初めての、超気持ちがいい~川湯体験だった。一緒に入ってくれた彼女に感謝!!
コメント (4)
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