2019年11月に購入したタミヤの駆逐艦「響」を起工します。
「響」は日華事変の冒頭から戦闘に参加し、終戦まで戦い抜いた駆逐艦です。
大戦中は数度にわたって大損傷を受けながら沈没を免れるという武運に恵まれた武勲艦でした。
キットの内容は対空兵装が強化された改装後となっています。
▼パーツはランナー2枚。他は艦底と船体のパーツ、重り、デカールとなっています。
写真にはありませんが、いつものように兵装のディテールアップパーツのランナーが1枚付いています。
▼組立説明書。表面は艦についての説明。裏面が組立説明となっています。
▼組立はまずは船体から。艦底と船体を接着します。
艦首にヒケがあるのでパテ埋めし、修正しました。
▼舷窓が無いのでパッケージの裏面の図を参考にしてつけます。
スジボリ用テープを貼って位置を決めます。コピックで穴の位置を書いていきます。
▼ピンバイスで0.3mmの穴をあけていきました。
▼舷窓は、こんな感じになりました。
それとこのキットには碇が付いていないのですが、幸いディテールアップパーツにあるのでそちらから流用することにします。
▼タミヤの塗装指示には甲板のリノリウム色の塗装指示がありません。
今回はネットで調べて塗装しようと思います。
▼ここまで組み立てました。主砲、魚雷発射管、25mm3連装はディテールアップパーツを使っています。
塗装を考慮してまだほとんどの構造物は船体に接着してはいません。
マスト類はこれからの組立ですが、果たして今回は完成まで折らずに済むでしょうか(笑)。
構造物の組立が終わったら、まずは船体の塗装にかかりたいと思います。
1/72から1/700へと、一挙にスケールが10倍と言いうか、大きさが十分の一になって戸惑いみたいなものは有りませんが。
発売してから時間が経っているので、流石のタミヤも金型も草臥れているのかも知れませんね。
画面のそこここに、私も使っている工具や接着剤が見えるので(当たり前か?)なにやら不思議な感じがします。
施すと、仕上がりが
ワンランクアップしますよね~
わかっていても
私の場合、モチベが維持できなくなりそうで
いつも躊躇してしまいますが
作業が丁寧で
細かくて流石です。
おっしゃる通り、1/72から1/700ですと部品の大雑把感というか、実物の大きさを意識した時の違和感の違いを着手した時には感じました。でも割とすぐに1/700の世界に馴染んでしまいました(笑)。
組立説明書に1994年の記述があります。銃座のパーツの端がヒケていたりするのでやはりそれなりの疲れが金型にあるのでしょう。ただバリが少ないのはさすがタミヤ。金型のメンテをしっかりやっているのがわかります。
模型作りの工具を見て共通意識をもてるのは嬉しいことですね!!
最近のキットならこのあたりも表現されていると思うのですが、残念ながら古いキットは船体はのっぺりしてしまって寂しいので加工しました。
飛行機の為に買ったスジボリ用テープ、艦船でも使える場面が出てきてちょっと嬉しいです。
実は自分もいままさに同じ頃合いのキットを製作中です‥またアップいたします。
艦船模型での船体部分、舷窓あたりのディテールの良し悪しがイメージ決定づけますよね、こだわっていきたいです!
タミヤは古いキットでも一定の水準を満たしているので安心して作ることができますね。drmurai4633jp様が何を製作されているか楽しみです。
一応、日本国の軍艦は選ぶ理由として最近は、終戦時に残存していた艦艇を条件としています。
あと舷窓はなるべく付けたいと思っています。本当は舷外電路もつけたいのですが、スキル足らずで見送っています