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●連想の4つの機能」心理学基本用語

2017-08-22 | 心理学辞典
連想の4つの機能
1)連想は心を癒す
 悲しくて落ち込んだしまったとき、楽しいことを連想すれば心うきうきになる。
2)連想は自分を知るのに役立つ
 自分の心の中を連想によって縦横に駆け回ることによって、思いもかけなかった自分を知ることができる。
3)連想によって知識を活性化する
 あれこれと想いを連ねることで、知識の底に沈んで使われないままになっている知識を目覚めさせることができる。
4)連想は創造的思考を促す
 しがらみのない想いは、思わぬ発想をもたらすことがある。このあたりをもう少し項をあらためて考えてみる。


2016年08月21日 に書かれた記事

2017-08-22 | Weblog
2016年08月21日 に書かれた記事をお届けします。

対人関係を濃密にしない

対人関係を濃密にしない 

社会的動物ですから、人間はひとりぼっちを恐がります。そのためか、どうしても、対人関係に濃密さを求めてしまいがちで、結果として、関係をのっぴきならないものにしてしまいます。  こうした濃密な対人関係は、公的な場では、抑制的なほうが無難です。具体的には、次のようなことを心がけると良いと思い......
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擬人法的解釈の危険性

擬人法的解釈の危険性
例 計算のできる馬クレバーハンスの逸話   実は、床をたたく回数が正解のところで飼い主が「無意識に」出すシグナルを察知する能力が優れていただけ。   

「参考」 
子どもにも馬に似た能力があるピグマリオン効果 先生、周囲の無意識の期待を察知してがんばる *ゴーレム効果 教師が見放すと子どもも切......
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●記憶術・定位法」心理学基本用語


定位法」  
身体の一定部位、あるいは決まった道順にあるものなどに、買う物を結びつけていくものです。> 
・頭のてっぺんに「サンマ」を乗せて> ・額に「大根」がのめりこんでいて> ・目の中から「豆腐」が飛び出ていて> というような具合に、できるだけ奇妙奇天烈なイメージングをします。





2015年08月20日 に書かれた記事

2015年08月20日 に書かれた記事をお届けします。
写真センスの分析
●遠近を意識する  遠方だけはだめ。近景を入れる
●線を意識する  線の交叉が絵になる
●接写は要注意  何を写したかわからないことがある
●視点を変える  見慣れた風景でも、視点がかわると絵になる
●感性の反応に従う  あれれ!わーきれい!といっ......
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2015年08月21日 に書かれた記事
2015年08月21日 に書かれた記事をお届けします。
集中力 
集中力を2X3の枠組みで考える
①集中力の3つの機能――選択、配分、持続 
集中力には、何に向けるか(選択)、それにどの程度集中するか(配分)、
さらにそれをいつまで持続させるか(持続)、の3つの機能があります。

②受動的集中力と能動集中力
集中力はみずから......

興奮状態との付き合い方

2017-08-22 | 健康・スポーツ心理学
興奮状態が一概に危険につながるわけではありません

適度の興奮は、仕事をする上では必要です。「活を入れる」のも、最適水準の興奮状態を作り出すためです。

問題は、ケンカのような興奮のしすぎです。
興奮し過ぎると、注意エネルギーが、興奮そのもの(生理状態や行動など)、あるいは興奮を引き起こしたもの(ケンカの対象や理由など)のほうに多くとられてしまって、仕事のほうに注ぐ分がなくなってしまいます。かくして、注意が足りない状態で仕事をすることになり、ミスを発生することになります。

したがって、現場ではケンカまがいの争いや強い叱責は厳禁です。

そのような状況が発生してしまったら、現場からの一時的な離脱や休憩を強制的に入れるようにするのが良いと思います。興奮は時間とともに減衰します。興奮させるものが見えなくなれば、その減衰速度は速まります。

どれくらいの時間かは一概には言えませんが、15分あたりが一つのメドではないでしょうか。一人になれて、顔でも洗えるような
部屋でもあればなお良いと思います。 

製造物責任法

2017-08-22 | 安全、安心、
1995年に製造物責任法(PL;prodact liability)が施行された波及効果だと思いますが、危険が存在するところでは、ともかくその旨の表示をするようにはなってきました。あまり多すぎて、どれが本当に危険なのかわからなくなってしまうようなケースさえあります。
 
また、「危険表示はしました。あとはあなたの自己責任です」とでも言いたいかのような、おざなりな表示も、しばしば見かけます。
表示する側も、慣れっこになってしまってか、危険表示はしたものの、その効果には無頓着というようなケースもあります。

表示だけで確保できる安全はたかが知れていますが、とりあえずの対策としては、それなりの効果はあります.

その上で、危険度が高いところでは、入れないようにする(ロックアウト)、
行為を意識化してもらえるようにする(フールプルーフ)
などの安全工学上の配慮をすることになります。