保津川下りの船頭さん

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保津川下りの操船技術が亀岡市の民俗無形文化財に指定されました。

2017-04-27 08:33:27 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
この度、保津川下り船頭の操船技術をはじめ「保津川舟運関連」3件が亀岡市の民俗無形文化財に指定されました!

慶長11年(1606)京都の豪商・角倉了以翁により開通した保津川下り。
411年前に元瀬戸内水軍の旗頭・来住一族により開発された保津峡の操船技術を、
現在の船頭まで途絶えることなく伝承している点などが指定理由となりました。

また、牛松山山頂に鎮座されている金刀比羅神社に、先輩船頭たちが奉納した木造摸造船や
篠町の桑田神社に建立されている「舟筏無難」の文字が刻まれている石灯籠も同時に指定されました。

411年に渡り保津川で生きた船頭たちの「信仰・祈り・自然と共生した技術」が文化財として評価されたことは、
我々にとっても光栄なことであり誇りとするところです。

今後も、さらに精進を怠らず操船技術に磨きかけ、世界中からお越し下さる観光客の皆様に
安心、安全、楽しい舟下りを提供して参りたいと思います。


今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します。


保津川下り 代表理事 豊田 知八