保津川下りの船頭さん

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日本は退屈な国?世界の観光客の指摘に考える?

2018-03-03 09:50:16 | インバウンド
先日、観光庁が米英仏独豪加の6カ国を対象に実施した、海外旅行に関するアンケート調査の結果を踏まえ、
田村観光庁長官が「日本は退屈だと思われている」と見解を示したと報道されました。

会見のすべてを読んだ訳でないので、一部切り取られた内容の報道だけで、
その主旨を理解することはできないので意見は控えますが、観光に従事する当事者としては興味深く受け取った次第です。

日本の風景や文化の価値については世界的にも魅力については疑うものではないですが、
人の価値観はそれぞれです。まして国や環境が違えば多種多様な価値や興味を持たれることは当たり前のこと。

でも、「退屈」というキーワードには素直に検討していきたいです。
海外旅行者の一部の層に「退屈」と感じることがある、それが事実なら、
そう感じられる根拠を細かく分析している必要があるでしょう。

それは旅行者のバックボーンなど社会的階層や生活環境によるものなのか?世代間的な興味の違いなのか?

または情報不足からくるものか?コンテンツに問題があるのか?などなど・・・

私は過日、ジャパン アミューズメント エキスポ2018(合同開催:JAEPO × 闘会議 2018)に行ってきました。

ここには世界最先端の電子機能を搭載したアクティブなゲームや遊具があり、
広い会場は日本のアニメのコスプレをした若者たちらの熱気であふれ返っていました。

この新しい民俗ともいえる姿に、なんらかのヒントが潜んでいるように感じました。

伝統的な民俗と新しい民俗の融合で「日本」が表現でき、体験でれば楽しみですね。