虞美人草(ぐびじんそう)。
英語では「ポピー」、日本名では「ケシ」とも呼ばれているこの花。
根から細くて長い茎を伸ばし、一本にひとつの花しか咲かない一輪草。
茎の部分には葉っぱがないのが特長で、赤桃色した鮮やかな花です。
その虞美人草が、今、JR亀岡駅と保津川下り乗船場を結ぶロード横の田園に咲いて、
駅から徒歩で、川下りの乗船場へ向かう人たちの目を楽しませてくれています。
でもなぜ、JR亀岡駅前に虞美人草?・・・この虞美人草と保津川の関連についてすぐにピン!
と気が付かれた方は相当の保津川下り通です。
そう、かの文豪・夏目漱石の初期作として有名な小説のタイトルこそが「虞美人草」なのです。
そして、漱石は保津川下りを訪れた際、その体験を小説において見事な描写で表現しています。
その一文を少し紹介します。
『「当るぜ」と宗近君が腰を浮かした時、紫の大岩は、はやくも船頭の黒い頭を圧して突っ立た。
船頭は「うん」と舳に気合を入れた。
舟は砕けるほどの勢いに、波をの呑む岩の太腹にもぐ潜り込む。横たえた竿は取り直されて、
肩より高く両の手があ揚がると共に舟はぐうと廻った。
このけだものめ獣奴と突き離す竿の先から、岩のすそ裾を尺も余さず斜めに滑って舟は向うへ落ち出した。
「どうしても夢窓国師より上等だ」と宗近君は落ちながら云う・・・・・(夏目漱石 虞美人草から)』
この続きをお読みになりたい方は今すぐ、本屋へGO!
鮮やかで美しいケシの花に囲まれ、まるで`花の川を流れる‘浮舟’のようです。
保津川下りと縁深い花、虞美人草。
その名前の由来は、中国の有名なお話「項羽と劉邦」から名づけられたといいます。
秦帝滅亡期の古代中国。項羽と劉邦という二大英雄が活躍した時代。
その項羽がこよなく愛した中国歴史上絶世の美女、虞美人にちなんだ名前です。
縁起によると、項羽は愛する虞妃ともに劉邦の大軍にまわりを包囲されました。
最後を覚悟した項羽は虞妃と別れの宴を開いてから出撃、虞妃も自刃して殉じました。
後日、彼女のお墓にヒナゲシの美しい花が咲いていたことから
人々はこの花を「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼んだ。
ちなみに包囲された時、相手軍から聞えてきた歌が項羽の故郷・楚の歌であったことから
「すでに故郷の者まで敵になったのか」と自ら最後を覚悟したそうです。
このことを後に「四面楚歌」といい、孤立無援になった場合のことわざとなりました。
夏目漱石が自らの小説に「虞美人草」と名づけたのは、新しい小説のタイトル名を
決めあぐねていた時に、街角の花屋さんで「虞美人草」を見て「いい名前じゃん、これにしよう!」
ということで名づけたらしく、項羽と劉邦の悲話とは全く関係ないとのこと。
この小説により保津川下りの知名度は一気に上がったといわれています。
英語では「ポピー」、日本名では「ケシ」とも呼ばれているこの花。
根から細くて長い茎を伸ばし、一本にひとつの花しか咲かない一輪草。
茎の部分には葉っぱがないのが特長で、赤桃色した鮮やかな花です。
その虞美人草が、今、JR亀岡駅と保津川下り乗船場を結ぶロード横の田園に咲いて、
駅から徒歩で、川下りの乗船場へ向かう人たちの目を楽しませてくれています。
でもなぜ、JR亀岡駅前に虞美人草?・・・この虞美人草と保津川の関連についてすぐにピン!
と気が付かれた方は相当の保津川下り通です。
そう、かの文豪・夏目漱石の初期作として有名な小説のタイトルこそが「虞美人草」なのです。
そして、漱石は保津川下りを訪れた際、その体験を小説において見事な描写で表現しています。
その一文を少し紹介します。
『「当るぜ」と宗近君が腰を浮かした時、紫の大岩は、はやくも船頭の黒い頭を圧して突っ立た。
船頭は「うん」と舳に気合を入れた。
舟は砕けるほどの勢いに、波をの呑む岩の太腹にもぐ潜り込む。横たえた竿は取り直されて、
肩より高く両の手があ揚がると共に舟はぐうと廻った。
このけだものめ獣奴と突き離す竿の先から、岩のすそ裾を尺も余さず斜めに滑って舟は向うへ落ち出した。
「どうしても夢窓国師より上等だ」と宗近君は落ちながら云う・・・・・(夏目漱石 虞美人草から)』
この続きをお読みになりたい方は今すぐ、本屋へGO!
鮮やかで美しいケシの花に囲まれ、まるで`花の川を流れる‘浮舟’のようです。
保津川下りと縁深い花、虞美人草。
その名前の由来は、中国の有名なお話「項羽と劉邦」から名づけられたといいます。
秦帝滅亡期の古代中国。項羽と劉邦という二大英雄が活躍した時代。
その項羽がこよなく愛した中国歴史上絶世の美女、虞美人にちなんだ名前です。
縁起によると、項羽は愛する虞妃ともに劉邦の大軍にまわりを包囲されました。
最後を覚悟した項羽は虞妃と別れの宴を開いてから出撃、虞妃も自刃して殉じました。
後日、彼女のお墓にヒナゲシの美しい花が咲いていたことから
人々はこの花を「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼んだ。
ちなみに包囲された時、相手軍から聞えてきた歌が項羽の故郷・楚の歌であったことから
「すでに故郷の者まで敵になったのか」と自ら最後を覚悟したそうです。
このことを後に「四面楚歌」といい、孤立無援になった場合のことわざとなりました。
夏目漱石が自らの小説に「虞美人草」と名づけたのは、新しい小説のタイトル名を
決めあぐねていた時に、街角の花屋さんで「虞美人草」を見て「いい名前じゃん、これにしよう!」
ということで名づけたらしく、項羽と劉邦の悲話とは全く関係ないとのこと。
この小説により保津川下りの知名度は一気に上がったといわれています。
何かと大変ですねPTA、私も3月まで役員をしてました。
ほんと、可愛くて、風になびくさまも、見事ですね。
花畑は、ほんと癒されます。
私の行った公園は、咲き終わると
刈り取って、秋にはコスモス畑になります。
こちらも、そうなのかしら?
いつまでみることができるでしょうか?
6月13日(日)に
スリル満天!水辺の涼で湿気払い『保津川舟下り』
参加することにきめました。
☆☆【趣味人倶楽部限定】 京都嵯峨野『寂庵』貸切公演!
~琵琶奏者・上原まり「源氏物語」コンサートと嵐山さんぽ~
の 企画の中に川下りがあるのです。
~京都~
実家の母が 連想するのは…
*小学校の修学旅行が奈良京都だったのに
出発の当日に母親が亡くなったので行けなかった。
*約20年前
高額な湯豆腐を食べるのをやめて
お財布に優しい和食ランチを仲間と食べた
ヨシ! 京都の想い出を もう一つ作ろう! と考えて
参加することに きめました。
☆ おすすめポイント
●現地発着型
●1日だけの初夏特別貸切企画!
●瀬戸内寂聴氏がご住職の「寂庵」を会場で、
琵琶奏者「上原まり」コンサート。
オリジナル曲「源氏物語」の新作「宇治十帖」を初演
●コンサートだけではない楽しみも!!スリル満天!水辺の涼で湿気払い『保津川舟下り』
●湯豆腐・嵯峨野でこだわりの湯豆腐の昼食オフ会
●竹の葉音が耳に心地よく響く嵯峨野の竹林を歩いて
嵐山さんぽ
はっちんさんに お目にかかれるでしょうか?たのしみです
よくぞ、見つけてくださいました。
いろいろ、あって大変ですが、頑張ってみます~
シャ―レ―ポピーの花畑、すごい規模ですね!
これだけあれば、圧巻でしょうね。
うちのポピー畑(?)も夏にはひまわり、
秋にはコスモス園へと姿を変え、人々の
目と心を和ませてくれています。
花には人を癒す力があるので、大事ですね。
【趣味人倶楽部限定】京都嵯峨野『寂庵』貸切公演!にご参加されるのですね!
竹林を抜けて「寂庵」での演奏、嵯峨豆腐で湯豆腐、そして保津川下り・・・京都嵯峨野の情緒満載の企画!これは凄い企画ですね。
きっと、京都の素敵な思い出がつくれることでしょう!
楽しみですね!
なんとかスケジュ―ル通りのいろいろな体験ができてよかったとおもっています。
急流の迫力も体感できましたし、水上のコンビニで『わらび餅』を買い,おいしくいただきました。
雨の中 船頭さんありがとうございました。
13日に保津川下りにお越し下さりありがとう御座いました。
私はPTA行事への出席の為、13日は休暇を頂いていたので、mitsuyoさんへご挨拶ができず
とても残念でした。
でも、保津川下りを楽しんでくださり、また
おいしい京都を堪能されいい旅をされたこと
わたしも嬉しく思います。
また、機会があれば四季折々の京都そして保津川を訪れて下さいね。