保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

今期初の冬季船。

2004-12-09 23:02:20 | 船頭
今日は、今期初の冬季船に乗り込み下って行きました。
川の水量はいまだに多く、船頭が四人も乗り込みなくては
ならない激流です。

屋根はビニール張りで、窓はスライド式のプラッチック製なので
暖かい船内になっていますが、水量が多いときは少し大変です。

急流での高波が船内を容赦なく襲うからです。

前面はビニールと板張りで閉じてはあるももの、
完全にシャットアウトすることは難しいのです。
水は僅かなすき間でも入って来るから、勢いよく高波を入れると
船内にまで届くことも考えられます。

本来、この冬の時期に高波が船を襲うほどの水量に
なることは珍しいことで、今年の雨の多さには驚くばかりです。

あまりまともに波を入れられないので、操縦も慎重にならざるおえません。
波を押さえて流す絶妙なコントロールが求められます。

今日のお客さんは全員が男というまったく色気のない
お客さんだったので「波が入るけどいいかな?」と
お聞きすると「どんどんやってくれ!」という
ご希望があったので、例外的に高波を入れてあげました。

波高い急流では「おお~!」と野太い低い声が保津川渓谷にこだまします。
(はっちんの希望としては「キャー!」という高く綺麗な声の方がいい!)
結果的には、嵐山までの間、かなりの激流がありましたが
それほど濡れられていなかったところを見ると、
はっちんの操縦は、まあ~合格ラインではなかったでしょうか?

この水量も後2~3日もすれば、常水に落ち着くことでしょう。

今週末は小春日和で天気もいいらしいので、
激しい船下りがお好きな人はここ2~3日が狙い目かも?

でも濡れるのが心配な方は後方に乗られることを
オススメします。

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2 コメント

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明日は目の保養に・・・ (ポラリス)
2004-12-10 13:10:42
こんにちは!この時期に激流のスリルが味わえるなんて・・・今日もすごかったのかな?船頭さんが三人っていう時はあったけど、四人も必要なくらい流れがすごいんですね。以前乗船した時、水かさが少なくてあまり恐怖感を味わえなかったというか、「キャー!」と言う悲鳴が少なかったせいなのか、船頭さんがわざと棹を流すというパホーマンス?を披露してくださり、また違ったスリルを楽しませていただきました。冬の保津川下りも是非体験したいものです。

ところで、明日、原田龍二様に会いに行って来ます。はっちんさんお願い!方向音痴の私が明日独りで無事に目的地に到着できるよう祈っていてくださいと龍ちゃんにお伝えください。
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何処であるのですか? (はっちん)
2004-12-10 19:13:10
ポラリスさん、明日はいよいよ‘龍さま’にお会いになる日なのですね。楽しみですね。方向音痴とお書きになっておられますが、どちらまで行かれるのですか?でも、一人なので本当に迷わない様、気を付けて下さいね。これだけ思って下さるファンがおられる事、さすがは‘龍さま’ですね。大変喜んでられることだと思いますよ。行かれた感想などもよかったら教えて下さいね。お気軽にどうぞ!お待ちしてます。押忍!(これが龍二さんとの挨拶です)
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