保津川下りの船頭衆では、最高の水量で川を下る事を
「五人水」(ごにんみず)と呼んでいます。
「五人水」とは、激流になっている川を下る為、
一雙の船に船頭が五人乗り込む日の呼び名なのです。
乗り組みの型は、棹差しが一人、櫂引きが二人、舵もちが二人つく形。
五人水が通常と違う所は、後ろの舵もちが二人ということです。
この理由は、五人水の激流箇所の瀬と渦の力の強よさにあります。
力の強い渦に舵が巻き込まれると、猛烈な力が舵に掛かり、
それを持つ船頭の体ごと浮かしてしまうことが考えられます。
その時、一緒に舵場にいる、もう一人の船頭が体を
支えてあげるという訳です。
もちろん、こんな事はめったにあることではありませんが、
万が一を考えておくのも「五人水」を安全に下るために
大切なことなのです。
それ程「五人水」は流れが強いということです。
そしてこの「五人水」の舵が持てる船頭は
「技量が高い」と認められた船頭のみです。
一様、はっちんもその一人なので
安心して乗りにきてね!
こんな日の川下りは猛スピードで下り、スリルは満点!
難所を通過していく時には思わず「ヒュ~」と
口笛が出てしまうほど気持ちいいです。
今日乗られお客さん皆さん「保津川の激流は波の高さ、
岩への接近度どれをとっても日本一だ!」
と大満足して帰られました。
保津川下りでは、最高の水量の時を「五人水」
増水時で四人の船頭が乗り込む時を「四人水」と呼び、
水量計のメートル数で決めています。
では「このメートル数なら四人、ここからは五人」と
決められた根拠は何かわかりますか?
それは400年かけて培った船頭の知恵と経験からきているのですよ。400年の間には多くの激流体験があッたと聞いています。
その中では幾度となく「この水量は四人ではしんどかった」「このような増水時は五人でもあぶない、下らない方がいい」
という、先人が生身で体験した出来事があったのです。
その体験を元に考え出されたのが、乗り込み人員を増やす事でした。
ここにも400年の長い伝統が活かされているのです。
今日はっちんの船「11号」に乗られたお客さん。たくさんの波を受けたので帰ってから風邪などひかれてないかな~少し心配をしているはっちんでした。
写真は今日の保津川渓谷。川の水かかなり高いのがわかる。
「五人水」(ごにんみず)と呼んでいます。
「五人水」とは、激流になっている川を下る為、
一雙の船に船頭が五人乗り込む日の呼び名なのです。
乗り組みの型は、棹差しが一人、櫂引きが二人、舵もちが二人つく形。
五人水が通常と違う所は、後ろの舵もちが二人ということです。
この理由は、五人水の激流箇所の瀬と渦の力の強よさにあります。
力の強い渦に舵が巻き込まれると、猛烈な力が舵に掛かり、
それを持つ船頭の体ごと浮かしてしまうことが考えられます。
その時、一緒に舵場にいる、もう一人の船頭が体を
支えてあげるという訳です。
もちろん、こんな事はめったにあることではありませんが、
万が一を考えておくのも「五人水」を安全に下るために
大切なことなのです。
それ程「五人水」は流れが強いということです。
そしてこの「五人水」の舵が持てる船頭は
「技量が高い」と認められた船頭のみです。
一様、はっちんもその一人なので
安心して乗りにきてね!
こんな日の川下りは猛スピードで下り、スリルは満点!
難所を通過していく時には思わず「ヒュ~」と
口笛が出てしまうほど気持ちいいです。
今日乗られお客さん皆さん「保津川の激流は波の高さ、
岩への接近度どれをとっても日本一だ!」
と大満足して帰られました。
保津川下りでは、最高の水量の時を「五人水」
増水時で四人の船頭が乗り込む時を「四人水」と呼び、
水量計のメートル数で決めています。
では「このメートル数なら四人、ここからは五人」と
決められた根拠は何かわかりますか?
それは400年かけて培った船頭の知恵と経験からきているのですよ。400年の間には多くの激流体験があッたと聞いています。
その中では幾度となく「この水量は四人ではしんどかった」「このような増水時は五人でもあぶない、下らない方がいい」
という、先人が生身で体験した出来事があったのです。
その体験を元に考え出されたのが、乗り込み人員を増やす事でした。
ここにも400年の長い伝統が活かされているのです。
今日はっちんの船「11号」に乗られたお客さん。たくさんの波を受けたので帰ってから風邪などひかれてないかな~少し心配をしているはっちんでした。
写真は今日の保津川渓谷。川の水かかなり高いのがわかる。
京都に電車で出かけた今日、たまたま保津川を眺めていたら、確かに水位が上がっていました。こんな日もあるのだろうか、と勝手な心配をしていた事でした。
亀岡にいながら、まだ乗った事がない者のひとり言^^ゞ