今日は朝から早くも雨が降った保津川。
しかも雨に混じり強風が吹き荒れるという
船頭にとっては最悪の日和となりました。
今日、保津川に吹いた風は南風と呼ばれる、
船の進行を塞ぐ程の強烈な向かい風なのです。
保津川下りの船はご存知の通り機械化による
動力は一切使われておらず、船頭の人力に頼る
完全な手漕ぎ船です。
しかも、高瀬舟と呼ばれる保津川の船底は
浅瀬も進行可能なように真っ平らな構造となっおり、
風を受けると流され易い構造となっております。
今日の様に雨混じりで強烈な向かい風が吹く日は、
船に雨避けの屋根を設置する分、まともに風を囲ってしまい
引き戻されそうな力がかかり進行が鈍くなるのです。
こんな日は通常の船頭三人体制から一人増やした
四人体制にして、強敵である南風に対抗します。
真正面から吹いてくる強風に向かって、二人の櫂引きと
棹差しが力を合わせて一生懸命、船を前に進めるのです。
なかでも最前線に立つ棹差しの仕事はとてもハードです。
体も飛ばされそうな強風を切り、船の舳先まで駆け上がると
一気に棹で押しながら下るのです。
一回下るごとに体全身の筋力を集中させます。
そしてこの作業を延々繰り返します。
休むと船が止まりそうになるので、一休み
することも許されない過酷な作業、しかも
船の流れ具合も修正さいながらという
高度な技術を必要とするのもこの棹差しです。
今日のはっちんは午前、午後の二回、川を下って
きましたが、またしても運悪く二回ともこの
棹差しの役目でした~
昨日と異なり風が吹き、涼しい気候だったにも
かかわらず、昨日以上に汗びっしょりになった一日でした。
しかも雨に混じり強風が吹き荒れるという
船頭にとっては最悪の日和となりました。
今日、保津川に吹いた風は南風と呼ばれる、
船の進行を塞ぐ程の強烈な向かい風なのです。
保津川下りの船はご存知の通り機械化による
動力は一切使われておらず、船頭の人力に頼る
完全な手漕ぎ船です。
しかも、高瀬舟と呼ばれる保津川の船底は
浅瀬も進行可能なように真っ平らな構造となっおり、
風を受けると流され易い構造となっております。
今日の様に雨混じりで強烈な向かい風が吹く日は、
船に雨避けの屋根を設置する分、まともに風を囲ってしまい
引き戻されそうな力がかかり進行が鈍くなるのです。
こんな日は通常の船頭三人体制から一人増やした
四人体制にして、強敵である南風に対抗します。
真正面から吹いてくる強風に向かって、二人の櫂引きと
棹差しが力を合わせて一生懸命、船を前に進めるのです。
なかでも最前線に立つ棹差しの仕事はとてもハードです。
体も飛ばされそうな強風を切り、船の舳先まで駆け上がると
一気に棹で押しながら下るのです。
一回下るごとに体全身の筋力を集中させます。
そしてこの作業を延々繰り返します。
休むと船が止まりそうになるので、一休み
することも許されない過酷な作業、しかも
船の流れ具合も修正さいながらという
高度な技術を必要とするのもこの棹差しです。
今日のはっちんは午前、午後の二回、川を下って
きましたが、またしても運悪く二回ともこの
棹差しの役目でした~
昨日と異なり風が吹き、涼しい気候だったにも
かかわらず、昨日以上に汗びっしょりになった一日でした。
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