ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-48 なんでおそいのか。人でなしルール

2012年07月09日 | 日記
 戸羽市長の話。
当時を振り返って
隣の大船渡に20センチの津波がきたと
唯一の情報のラジオから。
市民は避難所の市民体育館、市民会館等に避難。

次に3mの津波が来たと。高田の防潮堤は5m。

まだ大丈夫と多くが思っていた。
結果的に多くの市民が犠牲になった。

海岸ではなく山に住んでいると思っている人まで
気仙川から津波が遡ってきて、流された方もいる。

今1年4カ月が過ぎ復興の状況ではない。
スタートラインにたったところ。
ではなんで遅いのか。
未曾有の災害を通常のルールで対応しようとしているからである。
それがあしかせになっているとのこと。
何もない。水一本かえない。古毛布を頂く。
あるスーパーが仮設の店舗を作ろう。と持ちかけてきたが
候補地が農地のため
転用許可で6カ月かかると。

山をけずって平にするにも
手続き。上にある木、1本きるにも
林野庁の許可まち。
昨年10月から9カ月待つ。
人でなしルールである。
被災地に気持ちがはいっていないのだ。
続く。
コメント
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