ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-96 暑い夏、熱い討論の授業、阿部氏来校

2012年08月31日 | 日記
8月31日、秋田大の阿部昇氏の摸疑授業が本校であった。
生徒は当地の村教研の小中の国語教員メンバー、20数名である。

テーマは「説明文における読み方指導の在り方」である。
みなさん、国語には自信があるのである。

阿部氏により、熱き討論の授業が2時間展開された。
今までの教研の中で最も一人一人が遠慮なく、意見を述べ、
時には白熱した授業ではなかったろうか。

そういう意味では阿部氏の熟知したテクニックに感服である。

内容を紹介すると
説明文の構成は
3段階(初め 中、終わり 、前文 本文 後文)か
4段階(問題提起 実験検証 結論 筆者の考え)か2点から選択。

立場をはっきりさせ理由を問う。
次に阿部氏の自作教材『ドラえもん』で3段階できる。
分かり易い教材であった。

そして4年教材『すがたをかえる大豆』で実際にあてはまるか分析。

ここで前文がどこできるか 2つに分裂。

参加者、いつのまにか教材を読む生徒である。
討論形式の授業が見事に展開されたのである。

しかしさすがに教師である。
この『すがたをかえるー」の表現の工夫を見事に読み切っていたのだった。
参加者の力をひきだした、阿部氏の巧みな指導力が光った。
実に満足した残暑厳しい中で、
質疑を含めた3時間であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする